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流行りの体幹トレーニング、本当に効果ある?

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猫も杓子もあちらこちらで体幹トレーニング「プランク」をやっている光景、少し異常だと思いませんか。

ちょっとダイエット、ちょっと筋トレ、ちょっと競技力向上のため。
目的はなんであれ、誰も彼も何かに取り憑かれたかのようにやっている体幹トレーニング。

一体なにを鍛えているのでしょうか。
「体幹に決まってるだろ!」
と自信をもって言い返されるかもしれませんが、では体幹とは一体どこを指しているのでしょうか。

実は体幹に明確な定義はありません。
つまり体幹を鍛えていると言ってもそれぞれ鍛えているターゲットが違う可能性が大いにあります。
頭部と四股を除いた「胴体」なのか、骨盤付近は含めるのか、肩、胸、背中上部は含めるのか、腹の空間である腹腔やその周りの筋群だけなのか、はたまたこれまた定義の曖昧なインナーマッスルなのか。

また「体幹」を鍛えることによってなにを得ようとしているのかも疑問です。
競技者であればブレない身体の安定という目的が第一でしょうが、一体身体の安定とはなんなのでしょうか。
相手との接触でブレない身体なのか、パスやキックの際の身体の軸として安定なのか、ジャンプした後の着地時の安定なのか、ジャンプ中の空中にある身体の安定なのか、それとも日々の姿勢の矯正・補強なのか。
一言体幹といえども「安定」や「ブレない身体」など意味する所は実に多種多様です。

それなのに短距離や長距離走、シュートやパス、ダッシュと停止、切り返しやジャンプ、接触プレーなどさまざまな動作がある中で、一様に体幹トレーニング「プランク」を崇める昨今の風景はやはり異常だと思う人も多いはずです。

「安定」というそれぞれニュアンスが違う中で、なぜアイソメトリック(等尺性筋収縮運動)である体幹トレーニング「プランク」が主流になるのでしょうか。
腹筋や背筋、もしくはベンチプレス、スクワット、デッドリフトのBIG3では「体幹」は鍛えられないのでしょうか。
胸や脚、尻、腕などはフリーウェイトで重い重量でアイソトニック(等張性筋収縮運動)である筋トレをするのに、なぜ体幹だけはアイソメトリックのプランクなのか。
腹筋やクランチ、V字腹筋、レッグレイズ、背筋など自重で鍛えられるトレーニングが山ほどあるにも関わらず。
それならば、胸筋は胸の前で手を合わせ押しあう「パームプッシュ(英語では「Chest Squeezes」)」、脚や尻は「空気椅子」でもいいはずです。

筋トレでパームプッシュや空気椅子をメインでやっているアスリートは見たことがありません。
それで分厚い胸板や強靭な足腰を手に入れたという話も聞いたことがありません。

スクワットやデッドリフトで重いバーベルを上げ下げすることで、腹筋群や背筋群のいわゆる「体幹」も鍛えられます。
ベンチプレスでさえ体幹は副次的であれ多少なりとも鍛えられます。
腹筋や背筋をはじめ、BIG3のデッドリフトやスクワット、ベンチプレスでも「体幹」は副次的に鍛えられるのに、アスリートまでもプランクをやるのは滑稽です。
補完的にプランクをやっているのなら、多少の意味を見いだせる、かもしれませんが…。いや、見いだせないかもしれません。

プランクをはじめアイソメトリックトレーニングに関わらず、“最大筋力の30〜40%を越え、筋の緊張が、筋肉の発達刺激として十分なものであれば筋肉は増加していき、さらに臨床医学においてリハビリテーションでこれまでの方法の補足として価値のある補助手段を提供することは疑いがない”と「アイソメトリックトレーニング―筋力トレーニングの理論と実際 (1970年)」で述べられています。

つまり心臓や肺、関節等に問題がありアイソトニックなトレーニングができない場合にはリハビリにはとても有効ということです。
しかし健常者には通常の筋トレのほうがはるかに体幹筋群には効果的というデータが多く上がっています。
ちなみにこれはプランクだけに限った話ではなく、バランスボールやヨガなど体幹トレーニングにいいと言われているものも、普通の筋トレのほうが効果的です。

まさかこんなものや、
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あんなものや、
ワンダーコア スマート【正規品】
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はたまた、こんなものまで買って体幹・腹筋トレーニング、お腹引き締めなどしていませんか。
こういったものものまず効果は期待できません。
MTG SIXPAD(シックスパッド) Abs Fit(アブズフィット) EMS TR-AM2015A-E ブラック
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レビューでも見てみて下さい。
小中学生レベルの筋肉や脂肪の仕組みの知識を知っていればまず買う選択肢はありません。

体幹・腹筋・引き締めを謳ってる「楽々・だれでも、◯◯」などという高額な製品を購入するくらいなら、この本一冊買ったほうがはるかに、ダントツに有益です。
〈東京大学教授〉石井直方の新・筋肉まるわかり大事典 (B・B MOOK 1249)
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体幹トレーニングが流行るのは、何よりも簡単で、そしてじっと耐えていればとても疲れトレーニングをすごいやった気になってしまうからです。
また誰でも簡単に指導ができ、手間もお金もかかりません。
大手フィットネスクラブや女性ダイエットエクササイズジムでも流行るわけです。

まずは単純に考えて下さい。
動かすことが何より効果的です。鍛えられます。強くなります。

もうプランクなんてやるのはやめましょう。
恥ずかしいだけです。
V字腹筋100回でもやったほうが効果的です。
もしくは下の動画の腹筋でも試してみて下さい。
腹筋地獄の中、気持ちよく意識が遠のきます。

最後に参考までに体幹トレーニングやインナーマッスルについてtwitter上での議論がtogetterでまとめられています。
ダルビッシュ有氏の叫びを御覧ください。
100%賛同です。

ダルビッシュ選手の「世に出回っている“ほとんど効果の無いトレーニング”」ツイートへの反応
ダルビッシュ有「インナーマッスルってどの筋肉?」→信じる人の心の中にある筋肉だった!?

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【意外と知らない筋肉痛のホント】「歳をとったから筋肉痛が遅れてくる」、「筋肉痛と筋トレ成果は比例する」は大きな勘違だった

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筋肉痛の原理

筋トレを科学する (洋泉社MOOK)
筋トレを科学する (洋泉社MOOK)

年齢と筋肉痛が現れる早さは比例しない

「年をとったから筋肉痛が2日、3日後に来るんだよ。若い奴はすぐに筋肉痛がきていいよな」
このような会話が全国津々浦々で繰り広げられています。
しかしこれは大きな誤解であり、筋肉痛は年齢によって発現が早い遅いに差異はありません。
ではなぜ筋肉痛が発現する早さは人によって違うのでしょうか。
これを知るためには筋肉痛の種類と筋肉の動きの種類を知る必要があります。

筋肉痛には2種類ある

筋肉痛(muscular pain、muscle ache)には、「即(原)発性筋肉痛」と「遅発性筋肉痛」の2種類があります。
「即発性筋肉痛(Acute onset muscle soreness)」とは、激しい運動で焼けるような痛みや無酸素運動で発生する乳酸の蓄積が原因で、運動最中や直後から現れます。痛みが引くまでに4〜6時間程度かかります。また広義には打撲や肉離れなども含む場合もあります。

「遅発性筋肉痛 (Delayed Onset Muscle Soreness = DOMS) 」が一般的に言われる筋肉痛で、運動後8〜24時間後に発生し24〜48時間に痛みのピークがきます。DOMSには硬さ、柔軟性低下、筋力低下、そして痛みが特徴です。痛みは主観的で個人の感じ方、伝え方で大きく変わってきますが、主な痛みとして動いたときに感じる運動痛と圧迫されたときの圧痛です。DOMSのもう一つの特徴として何もしていないときには痛みは感じません。

3種類の筋収縮

運動様式の筋収縮は以下の3種類があります。


◯等尺性収縮(アイソメトリック: isometric contraction)
→→筋肉が伸び縮みしない状態での運動 
 胸の前で手を押し合う、空気椅子などの動作

◯等張性収縮
・短縮性収縮(コンセントリック:concentric contraction)
→→筋肉が縮むことによる運動 
 腕立て・スクワットで腕・脚を伸ばし体を持ち上げる、階段・山をのぼるなどの動作

・伸張性収縮(エキセントリック:eccentric contraction)
→→筋肉が伸びることによる運動 
 腕立て・スクワットで腕・脚を曲げる、階段・山を降りる動作

◯等速性収縮(アイソキネティック:isokinetic contraction)
一定速度での筋の収縮

筋肉痛を起こしやすい動作は伸張性収縮(エキセントリック)です。主に下ろす動作、階段や山を下る動作でネガティブワークともいいます。
反対に上げる動作は短縮性収縮運動(コンセントリック)となります。

DOMS(痛み)のメカニズムについては未だ解明されていませんが、最も有力な説は「筋繊維と周りの組織が損傷し、それが回復する際に炎症を起こし発痛物質を発生させ筋膜を刺激する」という説です。エキセントリックでは速筋が優先的に動員されるため、高伸張ストレスで筋損傷が発生するため、筋肉痛になりやすいという説が現在は有力です。

「筋肉痛の発現の早さは年齢と相関する」という報告はほとんどありません。
筋肉痛の発現は年齢差ではなく個人差の影響が大きく、運動の強度や種類、筋肉の種類の影響があります。運動習慣がある場合、高強度で運動ができるため筋繊維の損傷が大きく修復する過程で多くの発痛物質が発生するというわけです。

筋トレの成果と筋肉痛の発現も関係ありません。
あくまでも種目や習慣、筋肉の質でDOMS発現が変わってくるのであって決してトレーニング成果やトレーニング負荷の強弱の指針にはなりません。

DOMS予防、早く取り除く方法とは

筋肉痛が強いと日常生活にも支障が出てしまいます。立ち上がるときや階段の登り降りなどで辛酸をなめた経験は誰にでも一度や二度はあるでしょう。
当然競技のパフォーマンスやトレーニングにも影響が出てきてしまいます。誰もが筋肉痛予防、早期回復を願っています。

筋肉痛の予防や早期回復のため運動後にストレッチを行う人は多いですが、近年はストレッチと筋肉痛予防や回復には効果がないと言われています。
アイシングやマッサージ、電気療法、鍼灸、抗炎症剤などいずれも顕著な効果がなかったという報告もあります。

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筋肉痛軽減にもっとも有効なのが、繰り返し運動効果(Repeated Bout Effect:RBE)です。
DOMSが発現した運動をしばらく後、同じ運動をしたときDOMSの発現が軽減したという報告が多くあります。理由はまだはっきりと解明されていませんが、同じ運動をした際、速筋ばかり使っていたのが遅筋も使えるように体が適応しているためという説が有力です。

DOMSを予防、早期回復の有効な手立ては残念ながらありません。

まとめ

Tarzan (ターザン) 2012年 11/22号 [雑誌]
Tarzan (ターザン) 2012年 11/22号 [雑誌]

加齢のせいでDOMDSの発現が遅くなるわけではなく、またDOMSの予防、早期回復の有効な手段はありません。
高齢でも運動強度や種類、運動習慣等で筋肉痛の発現は変わってきます。

DOMSだけでなく疲労も同じように、アイシングやストレッチなど含めこれをやれば即疲労回復というものはありません。
DOMS誘引運動後、ハムストリングにストレッチを行いその後の筋疲労を調べた結果、安静に横になっていた場合とでは有意な差はなかったという報告もあります。


筋疲労回復処置としてのストレッチン グの効果を検討する目的で,短時間激運動後に安静 臥位,軽運動,ストレッチングを実施した際の筋柔 軟性,血中乳酸値,作業能力( によって得られる値),アンケートを指標に研究を 行った.そして,激運動後の筋疲労回復に対してス トレッチングは全ての指標において安静臥位とあま り差がなく,効果的でない傾向を示し,運動後の筋 疲労の速やかな回復という観点では,一般的に認識 されているストレッチングの効果を否定する結果と なった.
引用:ストレッチングの筋疲労回復に関する研究

DOMSと呼ばれる筋肉痛を予防・早期回復する手立てもない、疲労回復のための有効な手段もない。
そうなってしまうと運動好きやトレーニー、アスリートはどうすればいいのでしょうか。

筋肉の疲れは筋グリコーゲンの低下があるので炭水化物をしっかり摂り、また筋合成にはタンパク質が重要です。まずは十分な糖質摂取が重要で近年では筋トレのあとにはプロテイン摂取を優先と同じくらい糖質摂取も重要と言われています。

しっかり栄養を摂り、十分な睡眠を確保する。これこそが疲労回復にはもっとも効果的なのです。
過去の常識が現代の非常識となることもありますが、過去からの王道の方法が結局現代でも王道だということも決して少なくありません。
何にでも新しいものに飛びつけばいいわけではありません。

食事を蔑ろにしサプリメントばかりに飛びついたり、話題の「筋膜はがし」には興味津々なのに良質な睡眠を確保するのには無頓着など本末転倒にならないよう心がけましょう。

参照:遅発性筋肉痛および運動誘発性筋損傷研究における 予防・対処法に関する文献的知見

参照:DOMS 発現時に行う伸張性収縮運動が 次の DOMS に与える影響

参照:運動クラブ所属学生の疲労度について: 夏季合宿時における疲労

リカバリー ─アスリートの疲労回復のために─
リカバリー ─アスリートの疲労回復のために─

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脂肪1kg=7200kcalフルマラソン3回分をインナーマッスルや体幹トレ、腹筋運動、はたまたロングブレスダイエットで落とせる?

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ダイエットとは

Tarzan (ターザン) 2015年 1/22号 [雑誌] 2015/1/5
Tarzan (ターザン) 2015年 1/22号 [雑誌] 2015/1/5

脂肪と基礎代謝

芸能人がTVの企画ダイエットで痩せるのは企画で取り上げられたダイエット法の成果ではなくプライベートで有酸素運動と食事管理を徹底的に行い、さらにTVのダイエット企画を成功させるために断食をする芸能人もいるほど。
ではなぜインナーマッスルトレーニングやロングブレスダイエットでは痩せないのか、そこを理解することがダイエットの第一歩です。

健康的に痩せるということは体重を減らすことが主目的ではなく、脂肪を減らすことが本来の目的であり体重減少は副次的なものです。
極度に食事を抜くダイエットは脂肪燃焼の役割を担っている筋肉を減らし痩せにくい体質、不健康な体にしてしまう本末転倒な結果を導いてしまいます。

脂肪1g=9kcalのエネルギーを持っています。
つまり1kgの脂肪を減らす場合は9000kcal、水分量を除くと7200kcalのエネルギー消費をしなければなりません。
体重50kgの人がフルマラソン42.195kmを走っても2100kcalほどのエネルギー消費となり、フルマラソン3回分120km走っても脂肪1kgも減らすことができないのです。

ウォーキングはジョギングの半分程度のエネルギー消費なので42.195kmをウォーキングすれば1050kcal。
サイクリングではジョギングの3割のエネルギー消費なので42.195kmの走行でもたった700kcalです。
溜め込んでしまった脂肪を運動だけで減らすことは至難の業なのがよくわかるはずです。

1日のエネルギー消費量の6〜7割近くを基礎代謝が、残り3割は体を動かす「身体活動誘発性体熱産生」、1割は食事の消化吸収で使うエネルギー「食事誘発体熱産生(DIT)」です。
下記の図では基礎代謝を7割で表しています。

スクリーンショット

基礎代謝の内訳は以下の通りです。

スクリーンショット

図でわかる通り筋肉量を増やし基礎代謝を上げでも、基礎代謝の全てが筋肉でのエネルギー消費ではなく、割合としては4割程度しかありません。
心臓は心筋、他の臓器は平滑筋で不随意筋という筋肉の種類ですが、意図的に鍛え肥大させることはできません。
筋トレで臓器も肥大するという報告もありますが、それで大きく基礎代謝が変わることはないはずです。

さらに筋肉1kg増やしても13kcal/日しか増えません。
筋肉を10kg増やしてもご飯一杯分のエネルギー消費も増やせません。
もちろんダイエットは「ちりも積もれば」精神が重要なので僅かな基礎代謝アップ、エスカレーターは使わない・歩くなど日々の身体活動量の積み重ね、僅かな時間でも運動、ご飯を半分減らすなどちりも積もればを積み重ねる地道な作業なのです。

しかし世間で言うような筋トレして筋肉増やして基礎代謝アップで痩せようというのはあまりに短絡的で、筋肉1kg増やすのは至難の業のうえ1kg増えても13kcal/日しか基礎代謝が上がらないことも合わせて伝えないとただの痩せる痩せる詐欺です。
筋肉1kg増量は1年間みっちり筋トレして達成できるかできないかのレベルです。

筋肉を増やすのも至難の業、脂肪1kgを有酸素運動で減らすには7200kcal分、フルマラソン3回分にもなります。
インナーマッスルトレーニングやロングブレスダイエットで基礎代謝アップして痩せるということがいかに無謀で現実離れしているか。
腹囲1cm減らすのに1kgの脂肪減が必要と言われています。
いろんな腹筋器具や腹筋トレーニングでお腹を引き締めようとありますが、果たしてそれで7200kcal分のエネルギー消費するのに一体何十年かかるのでしょうか。

まとめ

除脂肪メソッド―リバウンド知らずの“脂肪撃退”マニュアル
除脂肪メソッド―リバウンド知らずの“脂肪撃退”マニュアル

芸能人はTV企画の裏で、プライベートで必死に食事療法と運動療法のダイエットをして痩せます。
目標達成できそうにない場合は最悪の手段である断食を何日もしてまでダイエット企画を成功させます。
そしてあたかも新手のダイエット方法で痩せたと視聴者を欺きます。

結局トレンディーなダイエット方法は一瞬のブームですぐに消え去ってしまいます。
なぜならば痩せないからです。

一時ブームになったデューク更家のデュークズウォーク。
考案者のデューク更家本人が太ってしまったそうです。
原因は運動不足と食生活だそうです。
つまりそういうことなのです。

ダイエットには食事管理がもっとも大事で、有酸素運動と筋トレで痩せやすい肉体を作ります。
テレビで大々的取り上げられる◯◯だけダイエットなどには飛びつかないようにしましょう。
どんな新手のダイエット方法が出てきても脂肪が減る原理は変わりません。
原理を無視したダイエットはなく、あれば医学界で大騒ぎです。

「簡単、すぐに、楽に、◯◯だけで」などといった文言は疑ってかかりましょう。
ダイエットの王道は今も昔も変わりません。
そしてそれがもっとも効果的で確かな方法なのです。
もし安全に楽してすぐに痩せられる器具、着るだけ履くだけで脂肪燃焼、飲むだけで痩せるサプリ、○◯するだけダイエット手法などが開発されれば、それはノーベル賞を取るでしょう。

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芸能人の痩せない八百長ダイエットのキーワード、「インナーマッスル」、「体幹」、「◯◯だけダイエット」 結局インナーマッスルや体幹ってダイエットに関係あるの?

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なぜ人は痩せるのか

企画物ダイエットを成功させるために断食までする芸能人

年末年始で太った人も多いのではないでしょうか。
それにともなって露出が多くなる芸能人ダイエット。
芸能人のTVダイエットの成功は、テレビでは放送されない私生活で死に物狂いで行っている食事制限と運動のダイエットの努力の賜物なのです。
ウォーキングなどの有酸素運動と徹底した食事管理、そして期限までに痩せられそうにないと断食までしているという過酷なダイエットを裏で行っているというデヴィ夫人の暴露もありました。
デヴィ夫人はダイエット番組企画で最後は6日もの断食を行って番組企画のアボガドダイエットを成功させたそうです。
インナーマッスルやロングブレスダイエット、体幹トレーニング、○◯だけダイエットなどテレビで紹介されるダイエットは目新しく話題性があるものばかりです。

そのような神出鬼没のダイエットではなぜ痩せないのでしょうか。
本当に効果があるのなら、目新しいダイエットなど次から次へとは出てこないはずです。

それらのダイエットにいつも使われるフレーズはいつも似通っています。
そのフレーズの本当の意味を理解していれば、フィットネス業界が人々をカモにする手法に黙れずにすむかもしれません。

そもそもインナーマッスル、体幹とは

ファッショナブルなダイエットで使われがちな「インナーマッスル」や「体幹」とは一体何かを指すのでしょうか。
筋肉は英語でマッスル「muscle」、ラテン語の小さなネズミ「musculus」という意味が由来です。
筋肉の収縮運動がまるで小さいネズミが動いているように見えたためと言われています。

筋肉には骨格筋と内臓筋があり、骨格筋をインナーマッスルとアウターマッスルに分ける場合があります。
体幹とは手足と頭を除いた部分を指します。
主な体幹筋は以下のとおりです。

前体幹筋
胸:大胸筋
腹:腹直筋、腹斜筋、腹横筋

◯後体幹筋
背中:広背筋、脊柱起立筋、僧帽筋

体幹を鍛えるにはBIG3と呼ばれる王道の筋力トレが効果的です。
胸を鍛えるベンチプレス、背中を鍛えるデッドリフト、臀部と大腿を鍛えるスクワットの三種目から構成され、初心者からベテランまで欠かすことのできない種目であり、トップアスリートにも当然欠かせない筋トレとなっています。
BIG3をないがしろにしてアームカールや腹筋など小さい筋肉群ばかりを鍛えても体全体のビルドアップにはまったくもって非効率です。

インナーマッスルは日本語で深層筋と呼び、対義語はアウターマッスル、日本語で表層筋となります。
アウターマッスルはその名の通り、表層部分の大きな筋肉からで構成され大胸筋や広背筋、脊柱起立筋、大殿筋など大きな筋肉で主に速筋線維で構成されておりダイナミックに大きな力を瞬時に発揮する役割があります。
手で触ってれる部分をアウターマッスルと括る場合もあります。

インナーマッスルは体の奥深くにある深層筋で主に遅筋線維で構成されており、アウターマッスルのように意識して動かすのではなく関節や姿勢を安定させる役割を担っており、手ではさわれない部分をインナーマッスルと呼ぶこともあります。
インナーマッスルは主に体幹と股関節をつなぐ場所と肩関節付近にあり股関節から体幹部分にかけては腹横筋や腸腰筋(ちょうようきん)、小殿筋(しょうでんきん)があり、肩関節にはローテーターカフという回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)があり、以下の4つの筋肉群で構成されています。

・肩甲下筋(けんこうかきん)
・棘上筋(きょくじょうきん)
・棘下筋(きょくかきん)
・小円筋(しょうえんきん)

背中の脊柱起立筋群は以下3つから構成されています。

・外側の筋群を腸肋筋
・中間内側の筋群を最長筋
・最内側の筋群を棘筋

画像:WOMENJAPAN.COM

「グローバル筋」と「ローカル筋」

インナーマッスルとアウターマッスルの明確な区別をする医学的な定義はありません。
わかりやすく認識するために作られた造語です。
医学的には「グローバル筋」と「ローカル筋」という区別があります。

・ローカル筋(コアマッスル)とは、脊椎を直接支えて作用しているもの:腹横筋、多裂筋、大腰筋
・グローバル筋とは、脊椎には直接作用せず、体幹部を囲むように張り巡らされているもの:腹直筋、腹斜筋、脊柱起立筋

スクリーンショット

インナーマッスルはいくら鍛えてもほとんど大きくはなりません。
大きくならないということは筋量が増えにくくダイエット効果は期待できません。
これは流行りの体幹トレも同じことです。

痩せるということは、食事管理をし過剰な糖質・脂質摂取を控え、有酸素運動でエネルギー消費脂肪燃焼をし、筋トレで筋量を増やすことがダイエットです。
インナーマッスルや体幹トレ、長い呼吸法などでは決して痩せることはできません。

まとめ ダイエットの決定版は今も昔も変わらない

除脂肪メソッド―リバウンド知らずの“脂肪撃退”マニュアル
除脂肪メソッド―リバウンド知らずの“脂肪撃退”マニュアル

脂肪がいかにつきどのように落ちるのか。
結局は王道のダイエット方法がもっとも効果的で最短の方法だということを知ることこそがダイエットの第一歩です。
シンプルだからこその苦もあります。
その苦に漬け込んで、フィットネス業界はさまざまダイエット器具、ダイエットサプリ、ダイエット企画を作り上げ、そのたびに痩せない人々がお金をつぎ込んでいくのです。
そして数日から数週間で飽き、また新たなセンセーショナルなダイエット方法に見境なく飛びついていくのです。

週に2、3回体を鍛え、少し有酸素運動し、食事を少し減らせば痩せる。
たったこれだけのことなのです。

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【芸能人が番組企画で痩せるブラックな真実】なぜTVではインナーマッスル・体幹トレ・ロングブレスダイエット・◯◯だけダイエットで痩せるのか?

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芸能人ダイエット真実の裏話

話題のダイエットを格付けしたら…

話題のダイエットを格付けしたら…

ロングブレスダイエットの恐ろしい効果

巷に溢れるさまざまななダイエット情報。
インナーマッスルや体幹トレーニング、ロングブレスダイエット、◯◯だけダイエットなどなど。
効能についても本や雑誌、ブログで「私はこれで痩せました!」という情報が満載。

果たしてそのダイエット方法「だけ」で成功した人は本当にいるのでしょうか。
重要なのは、「その方法だけで痩せた」ということです。
食事制限や運動などせず生活改善もせず、その方法だけを取り入れ、それ以外は一切変えることなく痩せたのかがポイントです。

以前ロングブレスダイエットが流行りました。
美木良介という俳優がひどい腰痛になり歩けなくなったときに考案したダイエット方法とのこと。
森公美子や勝間和代がTV番組企画でロングブレスダイエットを行い痩せたという結果を出しました。

・森公美子 期間5ヶ月 体重108.2kg → 85.8kg(-22.4kg)
・勝間和代 期間2ヶ月 体重59.1kg   → 52.1kg(-7.0kg)

森公美子は1ヶ月に4kg以上痩せた驚愕のダイエット結果です。
脂肪1kgは7200kcalあります。
1日の消費エネルギーは成人男性で2400kcal程度と言われています。
体重60kgの人がフルマラソンを走って2400kcal、3回走ってやっと脂肪1kg減です。

森公美子の場合、脂肪だけを1ヶ月間に4kg減らしたということは7200kcal×4=28800kcalのカロリーを削ったということになります。
森公美子の体重でフルマラソンを走ってもおよそ7回分という莫大なエネルギー量です。
それと同様の効果を出すロングブレスダイエット、その効果はノーベル賞ものです。

DVDで完璧にわかる! 美木良介のロングブレスダイエット 必やせ最強ブレスプログラム
DVDで完璧にわかる! 美木良介のロングブレスダイエット 必やせ最強ブレスプログラム

しかし、事実はそう簡単ではありません。
ロングブレスダイエットでダイエット成功後、森公美子がブログで以下のように言っています。

「ロングブレスダイエットだけで痩せるわけがない!」

また勝間和代との会話で「呼吸だけで痩せたらノーベル賞もの」と言う発言もあったそうです。
これにはデヴィ夫人もご自身のブログデヴィの独り言 独断と偏見「2013年06月05日 森公美子さん 正直に 本当のことを云っただけ!!!」で芸能人のテレビでのダイエットの真相を明かしています。

これはもう、「芸能人たったこれだけで痩せる痩せるダイエット」詐欺です。
テレビで聞きなれない目新しいダイエット方法を取り上げ公然と痩せると謳いながら裏では必死に食事制限と運動をし生活習慣を徹底的に改善する。
ダイエットの王道である食事管理と運動に目新しいダイエット方法を加え、あたかもそれだけで痩せているような印象を刷り込みます。
極めつけは、小さな小さ文字で画面の片隅に「効果には個人差があります」という打消し文言をしれっと付け加え、効果がなくても文句を言うなよというわけです。

ダイエットに目新しいものはない 流行に乗る新手のダイエット方法は激しく疑え

どんな方法であれ芸能人が痩せたことは事実です。
では一体なぜ期限内に痩せることができたのか。
理由は単純です。
徹底して食事管理をしウォーキングなど有酸素運動を取り入れ王道のダイエット方法を死にものぐるいで実践したからです。
間に合わない場合は断食までしているとデヴィ夫人は明かしています。
つまり最終的には、健康のために痩せるはずなのに、健康を犠牲にしてまで番組の企画のために命を削って芸能人はダイエットしているのです。

「これだけで痩せる」などという方法があれば、それは本当にノーベル賞ものです。
痩せるには「食事と運動(有酸素運動と筋トレ)」だけです。
これには大なり小なり苦痛があります。
だからこそ多くの人が取り組めず、たとえ取り組んでも継続できないのです。

誰もがわかっているのです。
「ダイエットは苦痛である」と。
だからこそ、フィットネス業界はあの手この手、手を変え品を変え新たな流行りそうなダイエット商材をセンセーショナルな文句とともに売り出し、ネギを背負ったカモたちを出しにするのです。

実際に本当に痩せる何かが出たらそれは必ず医療現場で医術として使われます。
市販のサプリで痩せることなどありません。
もし痩せたらそれは極めて危険なもので、命を落とす危険があるものです。

厚労省「服用するな!」「やせる薬」で4人死亡

ダイエットを苦痛でなくためのもっとも手っ取り早い方法は、好きなスポーツを見つけ趣味にすることです。
本気になっていけば食事も自ずと気をつけるようになりやすいです。
もちろんスポーツをしていても太っている人は多く、決して例外でもありません。
基本的にダイエットは運動1割、食事9割が大原則なのです。

運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割[決定版] (impress QuickBooks)

運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割[決定版] (impress QuickBooks)

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