「ラグビー」カテゴリーアーカイブ

ラグビーの超一流プロS&Cコーチが示した「プロラグビー選手になりたければこれだけ挙げろ」が凄まじい

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一流の基準

ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング
ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング

S&C(strength and conditioning)

ラグビーのプロS&C(strength and conditioning)コーチであるKeir Wenham-Flatt氏。
イギリスのプロラグビーチームや日本の強豪社会人チームで教えるその道のプロが、「プロラグビー選手になるためのウェイトトレーニングの一つに基準」を示しました。

その前にS&Cコーチとは、

主にアスリートを対象に、パフォーマンスの向上と傷害予防を目的として、ストレングストレーニングを中心とした安全で効果的なエクササイズプログラムを作成し、指導を行う職業です。 筋力、パワーを中心としたすべての体力要素へのアプローチを通じて、目的とする試合や期間に、選手、チームが最高のパフォーマンスを発揮することを目標に、エクササイズプログラムを作成します。
出典:特定非営利活動法人NSCAジャパン(日本ストレングス&コンディショニング協会)

ラグビー選手は、筋骨隆々で常人離れした心肺持久を併せ持っています。
サッカーのボールゲーム的要素、相撲の強烈にぶつかり合う一瞬の立会の爆発的パワー的要素、格闘技の闘争心要素、レスリングの引っ切り無しの取っ組み合い要素、400mや800mの無酸素運動地獄的要素などさまざまな要素が組み合わさったラグビー。

180cm、100kg、体脂肪10%前半、ベンチプレス140kg、50m5〜6秒台、1000m3分台は世間では超人レベルですが、プロラグビー界では決して特別ではありません。
筋量と心肺機能と双方高めるのは至難の業であり、さらに体重を増やすことが「体重×速度=パワー」となり有利になります。
しかし体重が増えれば、その身体を俊敏に動かし続けることはどんどん困難になってきてしまう矛盾が生まれ、ラグビーはその矛盾と常に闘わなければならない競技なのです。

試合は非常にタフで、80分間走り続けた疲労と全身打撲、全身筋肉痛などで2、3日は異様な身体の不具合と闘い続けなければなりません。
一週間後の試合ですらやっとなほどタフな競技です。

そのコンディショニングとストリンクス(強さ)を管理するラグビーのS&Cコーチはどの競技の中でも最もハードな部類に入るのではないでしょうか。
15人のメンバー+リザーブ選手と競技メンバーも多いため、プログラムを組みことも非常にセンシティブになります。
そんなラグビーのプロS&Cコーチが、提唱する筋トレの一つの指針はとても興味深いものです。

どの競技にも同程度のストリンクスが必要かというとそうではありませんが、ラグビー選手はこれほどの筋量、筋パワーを誇り、筋骨隆々で体重も重いにも関わらず圧倒的なスピードもあり、またひたすら走り倒れ起き上がりぶつかり合い続けるための心肺持久も強靭です。

筋トレで筋肉をつけると遅くなる、固くなる、無駄だと一蹴してしまう日本スポーツ界やプロ・アマ問わず筋トレ不要論者は屈強なラガーマンをみて猛省してください。
納得できない場合はラガーマンをどうにか捕獲して、基礎体力勝負でもしてください。

※ラガーマンの中にも少なくない一定数、筋トレ嫌いが紛れ込んでいますのでご注意下さい

プロラグビー入門ウェイト基準

下記は、体重の何%挙げれば、プロラグビー選手として望ましいか出ています。

当然体重が重ければ重いほど達成困難になりますが、ラグビーは身体と身体がぶつかりうコンタクトの格闘技的球技スポーツであり、体重と速度の積である「運動量momentum」が勝負を決する場面が多々あります。
相撲も同じ原理のため、とにかく大きくなることが最優先なのです。

トレーニングの一つ目標にしてみましょう。

()内に体重70kgの場合の例を載せておきます。

・Back squat
180.00%(126kg)
誰もが愛する(憎む)筋トレの王道スクワット。
意外と重量が軽めと感じるかもしれないが、体重100kgだと180kgと考えると驚愕。

・Deadlift
225.00%(157.5kg)
体重100kgだと225kg。
片手に100以上もの負荷が。
ストラップ巻いて無理にあげようとすれば腕がちぎれてしまう可能性が…。

・Military press
80.00%(56kg)
そもそもプレスと言えばミニタリープレスを指していた。
プロントプレス、ショルダープレスとも言う。
ベンチでやるからベンチプレス。
上半身では珍しい全身の力が必要なトレーニング。


・Bench press
言わずもがなのベンチプレス。
高校生でも挙げられそう重量だが、体重が80kg90kg100kgとなっていく過程で140%を達成していくのは至難の業。
140.00%(98kg)

・Front squat
150.00%(105kg)


・Chin up 荷重50.00%(35kg)
中年男性では1回も懸垂できな人が、過半数を超えるでしょう。
懸垂をトレーニングに入れている人でもストリクトで行うと、意外に10回できないも。
体重の半分もの荷重だとぶら下がるのも困難な人が大半でしょう。

・Farmer’s carry
ファーマーズキャリー。
農家さんの運び方。
ユニークなトレーニングです。
しかしその負荷には驚きます。
体重70kgで片手に70kgのウェイトをそれぞれ両手に歩く。
そもそも実現が無理そうな…。
100% per hand for 20-30m(片手70kg)

まとめ

これはあくまで一人のS&Cコーチの主観的な指針です。
何かしらのデータが示されているわけではありません。
しかし長年の経験値が紡ぎ出した一つの答えなのでしょう。
とても貴重な経験則から得たデータです。

エディー・ジョーンズが監督だったときのラグビー日本代表は体重100kg、体脂肪10%、ベンチプレス150%、スクワット200%、1000m3分30秒を目標としていました。
世界最強の南アフリカを破った日本代表には、世界最強の基準が設けられていたわけです。
それだけやれば日本人でも十分フィジカルで負けず、テクニカルな技術を存分に活かし世界と闘えるのです。
フィジカルから逃げては、なにも生まれません。
日本柔道界も筋トレに専門のボディビルダーをつけ、一からフィジカル強化を徹底し蘇りました。

フィジカルから逃げることなくラグビー選手のトレーニング基準を参考にし、筋骨隆々で走れるタフな最強の肉体づくりに邁進しましょう。

参照:How strong do you have to be to play professional rugby?

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日本スポーツ界にばっこする「武士道精神主義の弊害」とラグビー日本代表前監督エディー・ジョーンズが断行した「マインドセット改革」

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日本人のマインドセットを変える

ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書)
ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書)

最弱だったラグビー日本代表を再建した男

ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 (Sports Graphic Number Books)
ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 (Sports Graphic Number Books)

ラグビー界では知らない人はいない、智将エディー・ジョーンズ。
2015年ラグビーワールドカップで世界最強の南アフリカ「スプリングボクス」から歴史的勝利を収めたラグビー日本代表。
過去1勝しかしたことのないラグビー最弱国の日本は24年ぶりの勝利を世界最強のスプリングボクスから勝利し、「W杯史上最も衝撃的な結果」、「スポーツ史上最大の番狂わせ」と世界中から大絶賛を受けました。

エディー・ジョーンズは、2003年母国のオーストラリアをヘッドコーチとして指導し準優勝に、2007年にはチームアドバイザーとして南アフリカを優勝に導いた名将です。
その後日本の社会人クラブチームサントリーサンゴリアス、日本代表を経て、2015年12月からワールドカップ開催国で初めて予選敗退するなど低迷していたラグビー発祥の地であるイングランド代表の監督に就任しました。就任早々北半球最強国を決める「シックス・ネーションズ」で13年ぶりのグランドスラム(全勝優勝)を達成するのです。

世界の先頭を走るエディー・ジョーンズは日本ラグビー界やスポーツ界にさまざまな提言をしています。ガラパゴス日本が古い悪しき伝統を打開し成長するにはエディーの言葉をしっかりと吸収しなければなりません。彼の言葉はラグビー界へのアドバイスだけにとどまらず日本のスポーツ界、ひいては一般の運動愛好者にも通じる提言なのです。

日本のスポーツ界に蔓延る病理

日本スポーツ界にはさまざまな病理が蔓延っています。武士道的精神主義の弊害、筋トレ不要論、無駄な長時間練習、無用の長時間走りこみ。一昔前までは運動中の水分補給も禁止されていたスポーツ後進国日本は未だに古びた悪しき伝統が脈々と受け継がれているです。

スポーツだけに限らない話ですが、日本特有の「見て覚えろ、体で覚えろ、技術は盗め」など指導者側の指導力不足を競技者の能力や努力不足に転換することが多い日本。大リーグやラグビー大国ニュージーランドなどそれぞれの競技の先進国ではトップレベルの選手も基本スキルを丁寧に教わり、欠かさず練習します。アスリートの意識の問題ではなく、ベーシックスキルをどの年代、どのレベルになっても事細かに指導するシステムなのです。

しかし日本は武士道的精神主義をアスリートの世界に色濃く醸し出します。その弊害の一つに上意下達があります。トップダウン型の指導方法です。トップダウン型の指導は日本特有のものでは決してありませんが、日本の場合はこのトップダウン型指導に古い精神論・根性論が加わり独自のトップダウン型になっています。これは指導者だけでなく先輩後輩の間にも存在し、上から言われたことはたとえ理不尽でも我慢し、しごきに耐えることが美徳という風土と精神性を持っているのが特徴です。この病理は、学生の部活だけの問題ではなくトップアスリート界や伝統競技である相撲、武道などにもいまだに根強く残っています。

さらに無駄な長時間練習やマラソン選手を目指すような無用な走り込みなども日本スポーツ界にとって弊害しかありません。精神論や右向け右の集団で一括して物事を進める日本の体質が色濃く日本スポーツ界にとってデメリットのほうが大きいのが事実です。また日本には筋トレに対して大きな誤解や偏見、無理解が広く強く深く蔓延っています。世界と対等に戦えない一つの、そして大きな原因にこの筋トレ不要論の蔓延があります。筋肉をつけると重くなる、遅くなる、硬くなる、パフォーマンスが落ちる、筋トレでつけた筋肉は使えない、ボディビルダーの筋肉は見せ掛けなどスポーツ生理学を無視した論調がまかりとっているのです。

詳しくは次の記事に書いてあるので参照ください。【筋トレガラパゴス列島】未だ筋トレ不要論はびこる日本 超一流はベンチプレス100kg当たり前「クリスチャン・ロナウド」「ウサイン・ボルト」「ロジャー・フェデラー」世界の中田英寿だって軽々ベンチプレス100kg

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マインドセットを変え「Can’t do」を「Can do」へ

エディー・ジョーンズが日本代表の監督に就任してから一貫して言い続けた言葉。それは「日本代表のマインドセットを変える」ということでした。

「マインドセット」とは、経験や教育、その時代の空気、生まれ持った性質などから形成されるものの見方や考え方を指す言葉です。信念や心構え、価値観、判断基準、あるいは暗黙の了解や無意識の思い込み、陥りやすい思考回路といったものもこれに含まれます。

出典:日本の人事部

エディー・ジョーンズは「日本には『Can’t do』のカルチャーがある」と言います。体が小さいからフィジカルでは勝てない。(日本ラグビーは)プロじゃないから。農耕民族の精神をもっているからなど多くの「Can’t do」を日本人は主張するとも言っています。

しかしエディージャパンは、フィジカルを徹底的に鍛え、筋肉で体を大幅に大きくし、さらにスピードも増すトレーニングを行い見事成功させました。「柔よく剛を制す」、「日本人はスピードがある、細やかな技術がある」など古くからの日本の伝統では世界には到底敵わないのです。そもそも世界各地で活躍するスポーツ選手のほうが爆発的なスピードも洗練された技術も格上です。

ガラパゴス日本は昔ながらの悪習を打開することなく受け継ぎ、その悪習をなかなか認めずさらには日本の伝統だから変えることができないと「Can’t do」を主張します。公務員の前例がないからできないと全く同じ姿勢です。このマインドセットを変えなければ日本が世界と対等に戦うことはできません。エディーは日本人の悪しきメンタリティの変革を断行したのです。ラグビーに限ったことではなく、柔道や相撲など日本の伝統競技で日本人が勝てなくなっているのは、伝統とこじつけ日本独自の「Can’t do」と「武士道的精神主義の弊害」がたくさんあるからに他なりません。

エディー・ジョーンズからの提言

エディー・ウォーズ (Sports graphic Number books)
エディー・ウォーズ (Sports graphic Number books)

エディーは世界と戦うにはフィットネス&ストレングスを高めよ提言しています。日本人は体が小さいという理由で最初からストレングスでは勝てないと信じこみウェイトトレーニングを蔑ろにし非科学的な筋トレ不要論を主張します。そして容易な技術論や「柔よく剛を制す」論に逃げ込みます。技術、スピードは日本人の強みだといまだに本気で信じている人が現場にはたくさんいます。しかし世界ではユースの世代から本格的なウェイトトレーニングをしています。世界のどのアスリート界を見ても筋肉が多すぎ重そうに動いている選手や可動域が狭く動きがぎこちない選手などいません。

また無駄な長時間練習や無意味な走り込みは排除し科学的なエビデンスある練習をしなさいと言います。スピードが求められるポジションにも関わらずマラソン選手のような練習をさせるのが日本です。スプリンターの練習をしなければいけない大事な時期に、一様にみな同じ走りこみをさせます。もっと個人の特性を早い段階から見出し、長所を伸ばすことが大切だとエディーは言います。これについてはダルビッシュも同じようなことをtwitterで語っています。

さらにエディーは、子供にはテクニックよりスキルを教えることが重要だとアドバイスします。テクニックは正確な技術、スキルは適切な状況判断と区別してます。日本では練習のとき失敗しないように指導し、失敗すれば怒ります。しかしエディーは練習ではたくさん失敗させ、なぜ失敗したのかを自ら考えさせることに寄って状況判断、つまりスキルが向上すると提言しています。

世界を圧巻させたエディー・ジョーンズ。彼の提言はラグビーだけでなく日本のスポーツ界に一石を投じたのです。しごきや我慢、理不尽な上意下達。これらを美徳とする武士道的精神主義が跋扈(ばっこ)する日本スポーツ界。日本アスリートのため、指導者と競技者のため、先輩後輩のため、運動を通しての親子関係のため、自らの肉体改造のため、悪しき伝統は打ち壊し、エビデンス・ベースド・スポーツにしっかり目を向けなければなりません。

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ラグビー日本代表不動のキッカー「五郎丸歩」や国民的大スター「イチロー」などなど 独自のパターン化された動作「ルーティン」の秘める意味

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Number 特別増刊「桜の凱歌」エディー・ジャパンW杯戦記 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))
Number 特別増刊「桜の凱歌」エディー・ジャパンW杯戦記 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィック ナンバー))

世界の「Goromaru」

不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む
不動の魂  桜の15番 ラグビーと歩む

2015年、ラグビーワールドカップで南アフリカに歴史的大勝利を収め、その後もサモア、アメリカにも勝利し、過去一度しかワールドカップで勝ったことのなかったラグビー日本代表は大躍進を果たしました。

世界三大スポーツでもあるラグビーは、日本ではマイナースポーツでした。しかしワールドカップでの大躍進で一挙にメディアの露出が増え、ラグビーに全く感心のなかった多くの人々の目に触れることになりました。そしてラグビー日本代表にヒーローが生まれました。その名も「五郎丸歩」。子供から大人、男も女も、そして相撲や野球、サッカーなど他ジャンルのスポーツ界までありとあらゆるところで真似されている五郎丸キックポーズ。拝みポーズとも忍々ポーズとも呼ばれ、もはや知らない人がいないほど日本中に知れ渡りました。

五郎丸歩のキック

そんな五郎丸歩が行うキック前のルーティンやポーズには重要な意味があるのです。そしてこのルーティンはそれぞれ違った形で多くのゴールキック(コンバージョン)を担う選手が行っています。

2015年ラグビーワールドカップ世界の名キッカーのルーティン

五郎丸歩が学生時代に指導を受けた、世界最高峰のラグビープレーヤー、元イングランド代表ジョニー・ウィルキンソン。
今のポーズの原形

五郎丸より以前に注目されていた大物選手のルーティン

五郎丸歩のキック前のルーティンより以前に、大注目されていたルーティンを行う国民的選手がいます。それはメジャーリーガー「イチロー」です。スタジアムに入る足を決めている、打席前に行うルーティン、試合中いつでも行うストレッチ、ブランチには必ずカレー(現在は食パンとそうめんの組み合わせとのこと)というルーティンです。

パフォーマンスとも言われた高見盛のロボットルーティン

高見盛のルーティンも世間から大きな注目を浴びました。

テニスプレイヤー、ナダルの細かすぎるルーティンとその珍事

世界的名テニスプレイヤー「ナダル」のルーティンはさらに細かいものです。

ペットボトル飲料のラベルはコート側に向けて立て、ラインは踏まずコートインし、右足からまたぎ、ベースラインで靴下とズボンの位置を直すという一連の動作を行います。そんな彼のルーティンが風で乱れたときにある珍事が起きました。

他にも松井秀は右足からバッターボックスに入る、ウサイン・ボルトはスタートの前に胸の前で十字を切るなどあります。

ルーティンの意味

イチローや五郎丸歩だけでなく世界で活躍する人に自分独自のルーティンを持っている人は多くいます。そのルーティンこそが彼らの成功の一つの要因なのです。このルーティンをそっくりそのまま真似しても彼ら同様成功はしません。なぜならばそれは彼ら自身のルーティンだからです。

ルーティンとは「日課」や「決まった手順」、「お決まりの所作」などの意味があります。ルーティンと混同されやすいのが「ゲン担ぎ」です。ゲン担ぎとは、縁起を担ぐという意味です。以前得た良い結果のときの動作や所作を繰り返し行うものです。勝った時と同じ赤いパンツを履く。神頼みと同じ類で自分が「コントロールできない未来」に対する願掛けなのです。一方ルーティンとは、現在進行系の「今」にフォーカスし、自らコントロールできる部分に対して行うものなのです。

ルーティン化する目的はいつもと同じ動作をすることでいつもと同じ精神状態に近づけ、いつもどおりのパフォーマンスを引き出せるようにするためです。試合中には様々な雑念が入ります。天候、観客の声援、試合の優劣、疲れ、痛み。周りの環境に大きく左右されてしまうとパフォーマンスが安定しません。そのため自分が無になれる、いつもと同じ精神状態になれるようにパターン化されたルーティンを行うのです。つまり自分の帰れる場所づくりとも言えるかもしれません。

スポーツ以外にも活かせるルーティン

このルーティンは決してスポーツだけではなく普段の生活、ビジネス、受験などの学業にも大いに活かせます。朝家を出る前に体を軽く動かす、仕事の合間にストレッチをする、テスト前に鉛筆を3回か転がす、プレゼンの前に配るプリントを2回トントンと綺麗に直し、1回咳払いをし、水を飲むなどなど人それぞれ様々なルーティンがあります。日頃意識していなくても行っている動作があるかも知れません。上手く言った時のことを思い出し、一つ一つの動作を書き出し、パターン化することでそれが自分だけのルーティンになるのです。良いイメージと関連付けることが重要です。そして考えなくてもできるように無の境地でもできることが大切です。

このルーティンによって精神的安定もたらし、パフォーマンスに大きく好影響を与えることは往々にしてあるでの試してみる価値は十二分にあるでしょう。

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【自分好みの隠れラガーマンを発掘しよう】嵐・櫻井翔の弟だけじゃない 西内まりやのいとこも有名ラグビー選手 兄は元高校・U20日本代表主将、現在はあの五郎丸歩が所属するヤマハ発動機

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ラグビー界で活躍する芸能人の兄弟・親戚たち

2015年イギリスラグビーワールドカップで優勝候補南アフリカ代表「スプリングボクス」に勝利した日本代表「ブレイブロッサムズ」。その勝利はラグビー界だけでなくスポーツ史上最大の「ジャイアントキリング」となり、その衝撃は世界中に広がりました。国内でもマイナースポーツのラグビーはマスコミに大々的に取り上げられ一気に国民に知れ渡り、日本国中がラグビーフィーバーとなりました。

その中でも日本代表不動のフルバック、ヤマハ発動機に所属する五郎丸歩は端正なルックスと印象的なゴールキックで一躍時の人となりました。そんなラグビーフィーバーの中、芸能人のラグビー歴などの情報も多く出てきました。ジャニーズでいうとV6岡田准一、嵐・櫻井翔、俳優では舘ひろし、高橋克典、濱田岳、お笑い芸人では中川家、サンドイッチマンなどなど多くの芸能人がラグビーをしていたことが世間に認知されました。

そして芸能人の兄弟や従兄弟なども実は有名ラガーマンとだったというこもありました。嵐・櫻井翔の弟、櫻井修は慶応大学のSH(スクラムハーフ)、松岡修造の甥、辻雄康も慶応大学LO(ロック)をやっています。そしていまやモデル、ドラマ、歌手とマルチな才能を見せ若い女性を中心に大人気の西内まりやの従兄弟二人もラグビーをやっています。

西内まりや

まりやまにあ
まりやまにあ

西内 まりや(にしうち まりや、1993年12月24日 - )は、日本のファッションモデル、女優、タレント、歌手(シンガーソングライター)である。 福岡県福岡市出身。ライジングプロダクション所属。 実姉はタレントの西内ひろ。ラグビー選手の西内勇人と西内勇二は遠戚。

出典:wikipedia

バトミントンでは福岡の小・中学校で県大会に出場、また市内の大会では4度優勝歴もあり、才色兼備のタレントです。父親の影響で幼いころからジュース代わりにプロテインを自ら飲んでいたそうです。それが当たり前だと思っていたら自分だけでびっくりしたというエピソードがあります。

姉は西内ひろ。グラビアでデビューするもマッスルミュージカルに出演するなどこちらも才色兼備。2014年にはミス・ユニバース・ジャパンで準ミスを受賞しています。両親は水泳やトライアスロン競技者で、父親はボクシングのセコンドを務め、母親は水泳元国体選手で、天草国際トライアスロンで日本人女性初の優勝をしたそうです。母親がスイミングのコーチということもあり姉の西内ひろも青山トライアスロン倶楽部でトライアスロンを行っているそうです。家族揃ってアスリート一家ということです。

準グランプリ
準グランプリ

ドラマ「エンジェル・ハート」のエンディン曲の作詞作曲も

https://www.youtube.com/watch?v=APaoDeQlodk
エンジェル・ハート 1stシーズン 1巻
エンジェル・ハート 1stシーズン 1巻
今月からスタートした秋ドラマ「エンジェル・ハート」。北条司の漫画「シティーハンター」と聞けば分かる人も多いはずです。上川隆也が演じる冴羽獠がシティーハンター(始末屋)として活躍する話です。このエンディン曲を謳っているのが西内まりやがマルチな才能を発揮し作詞作曲も彼女が手がけています。


Save me(CD+DVD)(初回生産限定盤)
Save me(CD+DVD)(初回生産限定盤)

二人の従兄弟はそれぞれ強豪大学と2014年度優勝社会人チームに所属

西内まりやの従兄弟、西内勇人(ヤマハ発動機)と西内勇二(法政大学)は大学、社会人の強豪チームにそれぞれ所属しています。兄の西内勇人は、ラグビー強豪校、東福岡高校で3度の花園出場を果たし、そのうち2回優勝しています。2010年度に高校日本代表を経て、法政大学では1年生からスタメンで活躍。2013年にはU20日本代表に選出され主将も務めました。翌年には法政大の主将を務め、卒業後、ヤマハ発動機ジュビロに加入しました。

また西内勇人は以下の発言もしています。

小さい頃は2人で遊んだりした」という、いとこのまりやは8月にCDデビューするなど人気上昇中。「すごい。頑張ってるなと。小さい頃から一緒なんで、かわいいとかはないですけど」と刺激を受けている。

出典:nikkansports.com

以下は西内勇人のヤマハ発動機の紹介ビデオと大学生の時のトライシーンの動画です。


日本代表の歴史的大勝利で大人気となった五郎丸歩。そして五郎丸が所属しているヤマハ発動機のファン会員は一気に1.5倍に膨れ上がり、また五郎丸のFacebookに友達申請が殺到したた個人サイトを立ち上げるまでになってしまいました。そしてトップリーグで行われるヤマハ発動機の試合の前売りチケットはほぼ完売とのこと。過去にそんなことは殆ど無くいかに五郎丸人気がすごいのかわかります。テレビに引っ張りだこなのも彼一人です。

しかしラグビーは本当にさまざまな人間が行っているスポーツです。ラグビー経験者の櫻井翔やその弟などは大きく取り上げられますが、IPS細胞でノーベル賞を受賞した山中教授や世界的指揮者小澤征爾などもラガーマンでした。会場に足を運んでさまざまなラグビー選手を見て、自分自身で好きな選手を発掘できたらラグビーはさらに何倍も面白くなってくることまちがいなしでしょう。芸能人や著名人から隠れたラグビー経験者を探すのも楽しいでしょう。決して本人は隠れているわけではないでしょうが…。

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【痛くないラグビーをやってみよう】歴史的勝利で日本中が五郎丸ポーズで大盛り上がり 「砂浜」、「タグ」、「タッチ」、「7人制」実は色々な種類があるラグビー

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Number PLUS(ナンバー プラス) ラグビーW杯完全読本 2015 桜の決闘 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス)
Number PLUS(ナンバー プラス) ラグビーW杯完全読本 2015 桜の決闘 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス)

ラグビーワールドカップで日本が異例の大盛り上がり

ラグビーマガジン 2015年 11 月号 [雑誌]
ラグビーマガジン 2015年 11 月号 [雑誌]

かつて国立競技場を満席にしていたラグビー。1982年には国立史上最多の6万6999人の動員記録を持つ。
伝統校の対戦「早慶明戦」。北の鉄人と呼ばれ日本ラグビー史の一時代を築いた新日鉄釜石の7連覇。そしてドラマ「スクール☆ウォーズ」も2クールの平均視聴率15.6%と大人気。

90年代前半までラグビーは間違いなく日本を熱狂させていた大人気のスポーツでした。その後さまざまな要因でラグビー人気は低迷し、気づけば野球、サッカーそれぞれの競技人口600〜800万人はラグビーの12万人を大きく引き離し60倍以上もの差になっています。

しかし長らく続いた低迷期が一気に変わろうとしています。切っ掛けはもちろんワールドカップで日本代表が南アフリカ代表「スプリングボクス」に歴史的勝利を収めたからです。ラグビー弱小国、ワールドカップ出場国の中で最弱小国の日本代表が、世界ランキング第3位の圧倒的強者、そして優勝候補である南アフリカ「スプリングボクス」に勝利したのです。

日本ではラグビーはマイナースポーツになってしまいましたが、世界ではサッカー、オリンピックと並び三大スポーツの一つとしてラグビーは絶大な人気を誇っています。格闘技的要素の強いラグビーでは、弱者が強者に勝つことはまずあり得ません。そのため今回の日本代表の勝利は世紀の大番狂わせと称され、ラグビー界だけでなく世界中のスポーツ関係者が驚きました。ハリー・ポッターの著者、J・K・ローリングも「誰もこんなストーリーを書くことはできない」とTwitterでつぶやいたほどです。

ラグビーW杯日本代表激闘号 2015年 11/25 号 [雑誌]: Wサッカーダイジェスト 増刊
ラグビーW杯日本代表激闘号 2015年 11/25 号 [雑誌]: Wサッカーダイジェスト 増刊

【Giant-killing】遂にクリリンがあのフリーザに勝った!?それぐらいの快挙!最強の男たちがやってくれた 世界ランク13位の日本が世界ランク3位の南アフリカに逆転勝ち

そしてその熱はラグビーマイナー国の日本にも一気に伝播し、各メディアがこぞって日本代表の歴史的勝利を取り上げました。
そのおかげでラグビーに全く興味なかった多くの人たちの目にとまることになり、実はラグビーは面白いんだという認知が一気に広がりました。「○◯よりラグビーの方が面白い!」、「あんなに激しいスポーツなのに誰も痛がらず本当に見ていて気持ちがいいし凄い」といった声がネットで広がりました。

さらに次戦のサモア戦。サモアもラグビー強豪国でアイランダーの大柄な体格を活かした戦術で日本代表はいつも苦杯をなめさせられていました。そのサモアにも圧倒的勝利を収めました。過去に日本と同等の最弱小国ジンバブエに一回しか勝利したことのない日本代表、ラグビーファンはまさに夢心地の境地に至ってしまいました。そして最終戦、過去一度もワールドカップで勝ったことのないアメリカにも勝利し、さらに日本メディアのラグビー推しに火をつけ、ラグビー熱は日本中に拡散しされました。全国の小学生が、芸能人が、女性が、またサッカー少年を始めラグビー以外の老若男女のスポーツ愛好家が日本代表の「五郎丸歩」のゴールキック(コンバージョン)のポーズの真似をしています。

ラグビー日本代表の立役者

ラグビー日本代表の快進撃の立役者の筆頭は監督「エディー・ジョーンズ」です。
ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 (Sports Graphic Number Books)
ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話 (Sports Graphic Number Books)

そして日本中がファンになり、いまや全国区となったキックポーズが特徴の「五郎丸歩」。

不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む
不動の魂  桜の15番 ラグビーと歩む

ラグビーの基本情報や知識は下記の記事に書きましたので参照ください。

【世界が驚愕した世紀の番狂わせの秋】今見るべき最も熱いスポーツはこれだ!2015年ラグビーワールドカップ 初心者が知るべきラグビーの基本知識【ラグビーは少年をいちはやく大人にし、大人にいつまでも少年の心を抱かせる】子供を最も賢く、そして強く成長させるスポーツ「ラグビー」 その4つの理由 お母さん必読!

ラグビーは気軽にできない?

サッカーや野球と比べ、圧倒的に競技人口の少ないラグビー。人口減少、少子化でどのスポーツも競技人口減の危機に瀕していますが、もともと競技人口の母数の少ないラグビーでは大打撃です。

1991年の57,826人をピークに年々減少し、2009年では26,570人と45.9%も減少している。

参照:競技人口増加のための高校生意識調査に関する研究

しかし実は未就学児から小学生(中学)までが参加する事ができる地域密着のラグビースクールは多く存在しているのです。

東京都内だけでも20以上ものスクールがあり、そのほとんどが未就学児からの生徒募集をしている。チーム規模はさまざまだが、多いところでは100人近い生徒がいるという。ラグビーの盛んな大阪や福岡には、さらに多くのスクールがある。実はラグビーは、小学生以下には間口の広いスポーツなのだ。

出典:めざせ!五郎丸 ラグビー日本代表に我が子を「育てる方法」

意外にも未就学児や小学生にはラグビーは近い存在なのです。小学校の体育の授業でタグラグビーを導入している学校も少なくありません。タグラグビーとは腰につけたタグと呼ばれるテープを取ることでタックルの代わりとし、コンタクトプレーを排除したラグビーです。老若男女入り混じってお互いが本気で楽しめるスポーツです。

地域のラグビースクールや小学校でのタグラグビーの授業などで多くの子供がラグビーに触れる機会があるにも関わらず、ラグビーが普及しない一つの理由に中学校にラグビー部がないことが挙げられます。せっかく幼少期や小学校で多少なりともラグビーに興味を持ったのに中学でラグビーをやるという選択肢がなくなってしまうのです。また高校生のラグビー人口も急速に減っています。

10年前の2003年度にはラグビー部は全国で1252校、部員は3万0419人となり、2013年度の全国のラグビー部員は2万3972人で、花園参加数は999校(ラグビー部がある高校は1089校)だった。さらに花園参加数は2000年度に828校までに減少したものの、翌年度から合同チームの参加も認められたため、2002年度からは900校台で推移。ちなみに他の競技で言えば、サッカー(男子)は4166校で15万8119人、野球は約4000校で硬式が16万7088人、軟式1万0945人で計17万8033人だ。

出典:『もうひとつの花園』。その効果と高校ラグビーを取り巻く現状

要因は全スポーツに共通の超少子化はもちろんのこと「ラグビー日本代表が弱い」、「危険なスポーツという認識」、「1チーム15人ものプレーが必要」など原因を挙げれば切りがないですが、ラグビーは格闘技的要素が強いため気軽に始めにくいのが実状です。ラグビーのプレーから数年遠ざかってしまうと再度ラグビーを始めるのはかなり大変です。たとえランニングなど日ごろから身体を動かしていても、日常で身体をぶつけあう機会は普通ありません。コンタクトプレーが非常に多いラグビーに復帰するには身体をぶつける練習期間が必要になります。久しぶりの運動で気軽に草ラグビーの試合とはいきません。

コンタクトプレーが中心のラグビー。そのことがラグビーを始める切っ掛けやラグビーに復帰しようと思っている人の参加の障壁になってしまう場合が少なくありません。しかし実はラグビーにはコンタクトを伴わないものまでさまざまな種類のラグビーがあるのです。

15人制ラグビー(ラグビーユニオン)

ラグビーリーグ(13人制)

ラックやモールなどの密集を排除し、スクラムは実際には押し合わず形式だけなど、よりスピーディーに、流動的にゲームが進みます。
6回のタックルで攻守交代です。

タッチラグビー

もともとはラグビーリーグのウォーミングアップが競技に発展。1チーム6名、6回タッチで攻守交代。

タグラグビー

ラグビーリーグを元とし、大人も子供も男の子も女の子のみんなムキになって一緒になって楽しめるコンタクト(接触)なしのラグビー。
1チーム5名で腰に左右1本ずつタグをつけて、4回取られたら攻守交代。

ビーチフットボール(ビーチラグビー)

各チーム5人、前後半7分ずつ。5回タッチで攻守交代。5回の攻撃権のうち1回だけ前に投げることができる。

セブンズ

その名の通り7人で行うラグビーです。7分前後半でグラウンドの広さは15人制ラグビーと同じです。多少のルールの違いはあるものの15人制ラグビーとほとんど同じです。広いフィールドを少ない人数でノンストップで走り回らないといけないのでとてもタフな競技です。リオオリンピックから正式種目に追加された。2019年日本ラグビーワールドカップに続き、2020年東京オリンピックでも7人制ラグビーが行われる。

好きなラグビーをやろう

上記のようにラグビーと言っても実に様々な種類のラグビーがあります。
プロとアマチュアで分かれて派生したユニオンとリーグ。ウォーミングアップから生まれたタッチラグビー。日本発祥のビーチフットボール(ビーチラグビー)。15人制ラグビーでは資金不足などから人数が集まらず、スコットランドの肉屋ネッド・ヘイグが考案した7人制ラグビー。ラグビーリーグを基とし少年少女へのラグビー普及のために考案されたタグラグビー。

子供から大人、老若男女まで、またガツガツコンタクトいたい人から趣味として始めたい人、ちょっとかじりたい人などラグビーは決して敷居が高くはなく誰でも受け入れてくれる懐の深いスポーツなのです。身体をぶつけあうからこそ生まれる友情、深まる絆。そしてラグビーの最大の魅力は楕円球です。どっちに転がるかわからない楕円球。その転がりによって明暗を分かれることは多くあります。どんなに努力を積み重ねてもそのひと転がりによって変わってしまうのです。楕円球はまさに人生なのです。

ラグビーがうまくなる練習法 (エイムック 2605)
ラグビーがうまくなる練習法 (エイムック 2605)

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【ラグビーは少年をいちはやく大人にし、大人にいつまでも少年の心を抱かせる】子供を最も賢く、そして強く成長させるスポーツ「ラグビー」 その4つの理由 お母さん必読!

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ラグビーは少年をいちはく大人にさせる

ラグビーが育てるかしこいからだ
ラグビーが育てるかしこいからだ

「ラグビーは少年をいち早く大人にし、大人に永遠の少年の魂を抱かせる」
Le rugby permet aux enfants de jouer comme des grands et aux
adultes de redevenir des enfants. 

ラグビー・フランス代表元主将、ジャン・ピエール・リーブ(Jean-Pierre Rives)

ラグビーに関わっているものならば一度は来たことがあるとても有名な名言です。
ラグビーは子供に責任や役割、自立、規律を教えてれます。なぜならばラグビーは15人ものプレイヤー、相手を合わせると計30人ものプレイヤーが同時にグラウンドでプレーするのです。スポーツの中でもっとも多い人数がグラウンドに立つことになるのです。そこでは一人一人が己の責任を持ち、規律を守り、己の役割を果たさないといけません。それらを己で判断するためにも自立もしていないといけません。少年はグラウンドでたくましい大人にならないといけないのです。

one for all, all for one

仲間を信じて――ラグビーが教えてくれたもの (岩波ジュニア新書)
仲間を信じて――ラグビーが教えてくれたもの (岩波ジュニア新書)
「1人はみんなのために、みんなは1人のために」。これはラグビーの根底にある精神です。ラグビーは痛いスポーツで怪我をすることもあります。大きい相手にタックルすることは勇気が必要です。逃げてしまいたい。そんな気持ちに襲われることもあります。1人だったら逃げたかもしれない。でも残りの14人のために勇気を振り絞り体をはる。誰かの勇気を無駄にしないために皆が体をはり続ける。そんな自己犠牲の精神でラグビーという競技はできています。

ノーサイド精神

ラグビーは試合終了時をノーサイドと言います。ノーサイド精神は日本独特のラグビー文化です。試合終了のホイッスルとともに両者のサイドはなくなり、敵味方もなくなるという意味です。昨日の敵は今日の友と同じ意味合いです。しかし海外でもアフターマッチファンクションと言って試合後に一緒に同じ風呂に入り、スタッフやレフリーも共に軽食や酒を酌み交わすという風習があります。体を激しくぶつけ合った同士、分かり合えることがとても多くあり、それは万国共通です。日本ではまだまだマイナースポーツですが、世界ではサッカー、オリンピック、そしてラグビーが世界三大スポーツと言われています。海外に留学しても、日本で外国人と話す際も、もちろん国内でも数少ない貴重なラグビー仲間に出会い、お互いにラグビーをやっていると話せばもはや言葉や文化の壁は一瞬にして取り払われてしまいます。ラグビーとはそういうスポーツなのです。

子供の体を賢く育てる

挫折と挑戦 (YA心の友だちシリーズ)
挫折と挑戦 (YA心の友だちシリーズ)

子供にラグビーのような危険なスポーツをやらせるのは躊躇してしまう親も多くいるかもしれません。しかし幼少期はタックルなどのコンタクはあまりありません。ボールを使ってラグビーの楽しさを覚えることに重点が置かれます。小学生になれば多少のコンタクト(接触プレー)が出てきますが、ヘッドキャップが義務付けられ、基礎技術も十分に教えられしっかりとした安全対策が取られています。また子ども自身も危険なスポーツという認識が自己をより成長させ、心身ともに強くたくましくなっていくのです。

ラグビーを子供にやらせる魅力はいくつもあります。ボールを持って走るだけでなく、パス、キックなどさまざまな選択肢があり、球技の中でもっとも選択肢が多い競技の一つとなっています。ボールを持っている相手からは、自分の体をフルに使って奪い取ればいいのです。触っちゃダメ、押しちゃダメ、倒しちゃダメなどといったことは全くありません。ボールを持って走っていいのは何歩までといった規制もありません。ラグビーは陣取りゲームで自らボールを持って前進しないといけません。自分の肉体・力だけで陣地を取らないといけないという至ってシンプルなルールなのです。

ラグビーはどのスポーツに比べても規制が少なく自由度が高く、子供の、人間の想像力をどこまでも高めてくれます。規制の多いスポーツをすることも制限があるからこその競技としての楽しみを知る貴重な経験ですが、人間は生きているだけでさまざまなしがらみや規制、縛りがついてまわり大人になればそれはどんどん強いものとなってきます。ラグビーとは自由に生きられる場所づくりにもなるのです。そしてそれは生涯の居場所となることが少なくないのです。

大人にいつまでも少年の心を抱かせる

ラグビーは子供を成長させるばかりでなく、大人を子供に戻してくれるスポーツでもあります。みなが心の底から熱狂できるのです。それは人間誰もが心の奥底に持っている闘争心を掻き立ててくれるからです。肉体と肉体が激しくぶつかり合い、自己犠牲の中での勇ましいプレーをする。ラグビーは当て字で「楽苦備」と書きます。楽と苦を備える。その割合は1対9。しかし苦が9もあるからこそ、最後の1が光り輝くのです。ハードなスポーツであるからこそ人間の根源的なところが刺激されるのです。

本来スポーツとは誰もが気軽に楽しめることが普及の必須条件になります。サッカーはボール1つで、野球はバットとボールで、そして激しい接触がないからこそいつでも誰でも気軽に楽しめるのです。引退した人も何年ぶりかでも重くなった体を引きずりながらプレーを楽しむことができます。初心者も上手か下手かは別にして初めてでもプレーできます。しかしラグビーはそうはいきません。気軽に行うにはとても難しいスポーツなのです。それは激しいコンタクトプレーがあり、肉体的損傷(打撲など)を抱えながら80分間走り続けなければならい、まさに格闘技と球技を合わせた過酷なスポーツだからです。それでも世界三大スポーツとなっているのはそれほどの魅力があるからなのです。そんなスポーツを知らないまま終わってしまうのはまさに悲劇と言っても過言ではないでしょう。

将来はラグビー選手になるかどうか、ラグビーを続けるかどうかは別として、子供に最初に薦めるスポーツとしてラグビーは、その後の子供の感性や忍耐力などを広げる大きな一役を担うでしょう。

以下におすすめの書籍、DVDを紹介します。子供への奨めとして、自分自身のラグビー入門として、友人への紹介として、ラグビーへのいざないです。

[まとめ買い] ALL OUT!!
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アメトーーク! DVD 31 (特典なし)
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インビクタス / 負けざる者たち [DVD]
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プロジェクトX 挑戦者たち ツッパリ生徒と泣き虫先生~伏見工業ラグビー部・日本一への挑戦~ [DVD]
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ラグビーガールズ 楕円球に恋して
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負けない作法
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ラグビーは頭脳が9割
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不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む
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観戦&プレーで役に立つ! ラグビーのルール (SPORTS LEVEL UP BOOK)
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【世界が驚愕した世紀の番狂わせの秋】今見るべき最も熱いスポーツはこれだ!2015年ラグビーワールドカップ 初心者が知るべきラグビーの基本知識

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スポーツの秋、ラグビーの秋、歴史的大番狂わせの秋

ラグビーマガジン 2015年 11 月号 [雑誌]
ラグビーマガジン 2015年 11 月号 [雑誌]
秋。秋。秋。
食欲の秋。読書の秋。芸術の秋。行楽の秋。
暑い夏から開放され、寒い冬に入る前の僅かな穏やかな季節。それが秋。
そんな気持ちのいい爽やかな秋に、世紀の大番狂わせが起きました。その世紀の大番狂わせとは、2015年イギリスラグビーワールドカップで優勝候補筆頭の南アフリカ代表「スプリングボクス」にラグビー弱小国日本代表「ブレイブブロッサムズ」が大勝利したのです。ラグビーとは球技でありながら格闘技要素がとても強く、常に体格差で、そして世界のプロ化した技術に歯が立ちませんでした。番狂わせが殆どないラグビーというスポーツも特殊性上、この日本代表の大逆転勝利は世界を驚かせました。その衝撃はラグビー界だけにとどまらず、多くのスポーツ界、そして全世界を駆け巡りました。ハリー・ポッターの著者J・K・ローリングがツイッターで「一体誰がこんな筋書きを書けるだろう」とツイートし、さらに「格下チームが引き分けのチャンスを放棄し勝利への闘いを挑み、遂に最後には勝ち取った。まるでクィディッチ(小説の中の空想のスポーツ)みたい、でもこれは現実?!」とさらにツイートし絶賛しています。

【Giant-killing】遂にクリリンがあのフリーザに勝った!?それぐらいの快挙!最強の男たちがやってくれた 世界ランク13位の日本が世界ランク3位の南アフリカに逆転勝ち

この衝撃的な勝利はラグビーがマイナーな日本でも大々的に報道されました。そして多くの著名人や芸能人の発信も相まってラグビーファンだけでなく、ラグビーに全く感心のなかった一般人にも広く知れ渡りました。つまりラグビーをあまり知らない人が、一気にラグビーに大なり小なり感心を持つこととなったのです。

そこで今回はラグビー初心者にもラグビーを知ってもらうため、簡単にラグビーを紹介します。何においても少しでも知っていれば面白さは倍増します。ラグビーのルール、文化を知れば今回の2015年イギリスラグビーワールドカップを100倍楽しめるでしょう。

ラグビーとは?

ラグビーとは楕円球を使い15人のプレイヤーで行う球技です。細かいルールは他のスポーツと同じでたくさんありますが、ラグビーの代名詞的ルールは次の三つです。

・ボールを持って進んでくるプレイヤー(ボールキャリア)の前進をタックル(首から上へのタックルはハイタックルという反則)で止める
・ ボールを前に投げてはいけない(スローフォワード)
・ ボールを前に落としてはいけない(ノックオン)

ポジションは前8人をフォワード(FW)、後ろ7人をバックス(BK)と呼びます。FWは主に肉弾戦でボールの争奪をします。スクラムやラインアウト(サッカーでいうスローイング)などのセットプレーはFWの仕事です。 BKはFWが出した球をパスやキック、ランなどで得点します。しかし現代ラグビーはFW、BK関係なくどの選手も走り、パスし、タックルし、攻守ともにプレーします。

ラグビーの魅力に一つにポジション数が多く、お相撲さんのような体系に人から背が低い人高い人、足が早い人遅い人、手先が器用な人、力自慢の人、球技が得意な人苦手な人、格闘技要素が好きな人などあらゆる人の特性を活かし活躍できます。

なおラグビーはラグビーユニオン(15人制)とラグビーリーグ(13人制)の二つに大別できます。世界的に主流なのはラグビーユニオンです。もともとはアマチュアスポーツとして発展したラグビーユニオンとプロ化したラグビーリーグという形で分裂しました。いがみ合いの中、統合の機会もありましたが現在もなお分裂したままです。しかし現在はいがみ合いはなく選手や監督などがユニオンやリーグを行き来するようになりました。

またラグビー15人制以外に7人制ラグビーもあります。これはプレイヤーを7人に減らし7分前後半にしただけでフィールドの広さはそのままです。リオオリンピックから正式に採用され、2020年東京オリンピックで観ることができます。2019年の日本ラグビーワールドカップに続きます。

アメリカンフットボールとの違いは?

多くの人がアメリカンフットボール(鎧球:がいきゅう) と混同してしまいますが、区別は簡単です。アメリカンフットボールはヘルメットなどの硬い防具を身にまとっています。ラグビーも近年は安全を考慮しヘッドキャップや肩パットを使うプレイヤーが増えましたが、それらは柔らかい素材でできており基本は生身で戦うことがベースになっています。またアメリカンフットボールは野球と同じように攻守が分かれています。攻撃(オフェンス)が点を取り、守備(ディフェンス)が相手得点を阻止します。ディフェンスが得点することは基本的にはありません。ラグビーはサッカー的、アメリカンフットボールは野球的と覚えていれば競技特性で混乱することはなくなるでしょう。アメリカンフットボールはラグビーから生まれたスポーツなので類似点はたくさんありますが、競技特性は全く異なっているのです。

以前ラグビー選手はどれくらい凄い中という記事を書きましたので興味があれば参照ください。
【最強スポーツ】全てのポジションに求められるこの基礎能力「体重100kg、体脂肪10%、ベンチプレス1.5倍、スクワット2倍、1000m走3分30秒」厳しすぎる水準、このスポーツとは一体!?  

ラグビーナショナルチームにはそれぞれ愛称がある


ラグビーの国代表はそれぞれ愛称をもっています。例えば世界最強のチームはニュージーランドの「オールブラックス」です。オーストラリアは「ワラビーズ」、南アフリカは「スプリングボクス」とその国のシンボルを名称にしている場合がほとんどです。ウェールズは「レッド・ドラゴン」フランスは「レ・ブルー」などそれぞれ色や動物などから愛称と持ってきています。日本はというとこれという愛称はありません。昔からジャパンと呼ばれていました。ときどき「ブレイブ・ブロッサムズ」や「チェリー・ブロッサムズ」と呼ばれることがあります。

ラグビー日本代表

Number PLUS(ナンバー プラス) ラグビーW杯完全読本 2015 桜の決闘 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))
Number PLUS(ナンバー プラス) ラグビーW杯完全読本 2015 桜の決闘 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))
日本ではラグビーはとてもマイナーなスポーツです。 体も小さく世界相手には歯が立ちませんでした。しかしエディー・ジョーンズという世界的名将が監督に就任して以来、日本代表は世界一厳しい練習に耐えに耐え、テストマッチで古豪ウェールズに勝ったり、ニュージーランドのマオリで編成されたマオリオールブラックスに善戦したり世界と戦えるようになってきました。その立役者達を数名紹介します。

W杯でオーストラリアを準優勝、南アフリカを優勝に導き、2015年W杯で日本代表の世紀の番狂わせへと導いた監督「エディー・ジョーンズ」

ラグビー日本代表監督エディー・ジョーンズの言葉―世界で勝つための思想と戦略
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日本代表の得点源、そして不動の砦「五郎丸歩」

不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む
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日本代表最高齢、灰まで燃え尽きる漢「大野均」

ラグビーに生きる
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日本代表を先導する世界トップレベルを知る漢「田中史朗」「堀江翔太」

田中史朗と堀江翔太が日本代表に欠かせない本当の理由 ~最強ジャパン・戦術分析~ (ラグビー魂BOOKS-1)
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今後の日本ラグビー

今回のラグビーワールドカップで日本はジャイアント・キリング(格下が格上を打ちのめす)、世紀の大番狂わせを起こしました。これだけでも世界中からラグビー日本代表は注目されます。今後の試合内容ではさらに日本ラグビー界の歴史を変える可能性もあります。エディー・ジョーンズが今回のワールドカップを最後に日本代表の監督を辞任し南アフリカのチームの監督になることが決まっています。次期日本代表監督は未定です。そして来年から日本もスーパーラグビー(SR)という世界の強豪クラブチームが参加するリーグに参戦することになりました。

そして2019年にはラグビーワールドカップの初のアジア開催が日本となりました。もう日本を舐めて戦ってくる相手はいません。世界中がもっとも注目するラグビーワールドカップとなるに違いありません。

そして翌年2020年には東京オリンピックが開催されます。2016年リオオリンピックからラグビー7人制が正式種目となりました。つまり2019年、2020年と世界的スポーツイベントが二つも日本で開催され、ラグビーワールドカップとオリンピックラグビー7人制と続くのです。



これからラグビーの注目度はどんどん上がってくるでしょう。そして意外かもしれませんが多くの著名人や芸能人がラグビーに関わりを持っています。

嵐「櫻井翔」、弟「櫻井修」、V6「岡田准一」、他にも「高橋克典」、「舘ひろし」、さらに「桐谷美玲」や「高嶋彩」も あの天才IPS山中教授も 彼らがラグビーにハマる訳

ラグビー人気に乗り遅れないように、ラグビーにのめり込みましょう。まさに今がチャンスです!

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【Giant-killing】遂にクリリンがあのフリーザに勝った!?それぐらいの快挙!最強の男たちがやってくれた 世界ランク13位の日本が世界ランク3位の南アフリカに逆転勝ち

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越えられない壁 クリリンとフリーザ

ターザン 2015年 5/14 号 [雑誌]
ターザン 2015年 5/14 号 [雑誌]
漫画「ドラゴンボール」。世界でも数億人ものファンがいると言われている日本アニメの代表作。その中でもっともファンが多いと言われるナメック星(フリーザ)編。
孫悟空の大親友クリリンが宇宙の帝王であるフリーザに無残にも殺される。ドラゴンボールでは同じ人間は一度しか生き返らせることができず、ピッコロ大魔王編で一度殺されドラゴンボールで生き返らせてもらったクリリンは、二度と生き返ることができない。悟空は大激怒し、その怒りから1000年に一度しか現れないという伝説の超サイヤ人に目覚めフリーザを叩きのめす。その後クリリンを生き返りましたが、クリリンにとってはフリーザは最大の恐怖であり、そして絶対に勝てない敵なのです。
これがフリーザとクリリンの関係です。如何ともし難い実力の差。比べることさえ憚られる存在の差。クリリがフリーザに勝つことはあり得ないことなのです。

最強の男たち その名は「ラガーマン」

Number PLUS(ナンバー プラス) ラグビーW杯完全読本 2015 桜の決闘 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))
Number PLUS(ナンバー プラス) ラグビーW杯完全読本 2015 桜の決闘 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))

以前書いた記事「【最強スポーツ】全てのポジションに求められるこの基本能力 体重100kg超、体脂肪10%前後、ベンチプレス1.5倍、スクワット2倍、1000m走3分30秒前後 このスポーツとは一体!?」にもありますが、記事タイトル通り体重100kg以上、体脂肪10%、ベンチプレス体重の1.5倍、スクワット体重2倍、そして1000mを3分30秒。この余りにも厳しい基準を設けられている日本代表チームがあります。それがまsにラグビーなのです。これ以上の身体能力値を求められるスポーツは他にあるでしょうか。力だけではダメなのです、走れなければ。走れるだけではダメなのです、圧倒的なパワーがなければ。体重100kg以上求められ、そして1000mを3分30秒で走れないといけなのです。どれか一つではダメなのです。こんなスポーツがあるでしょうか。

こんなハードすぎる条件が求められるスポーツ、ラグビー。世界では身長190cm以上、体重百数十kgの選手が50mを5秒台で走ることもざらです。そんな世界を相手に日本は圧倒的な不利な試合を強いられています。1995年に南アフリカで開催されたラグビーワールドカップでは世界最強のニュージーランド代表「オールブラックス」に145-17で粉砕されました。しかも相手は控え中心。およそ4分に1本のペースでトライを取られ、計21トライも奪われました。会場があった地名から「ブルームフォンテーンの悪夢(悲劇)」と呼ばれ、日本ラグビー界没落の始まりとなりました。

ワールドカップで日本は過去にジンバブエに1勝したのみです。ジンバブエは過去2大会ワールドカップに出場し全敗でした。そして1991年を最後にワールドカップに出場できていません。

国際試合(テストマッチ)では海外の代表チームに勝つことは度々ありました。2013年にはレッドドラゴンと呼ばれる強豪ウェールズに23ー8で快勝し、この一戦もジャイアント・キリングと讃えられました。2007年のワールドカップでは72ー18で完敗実力の差を見せつけられた相手です。このときからラグビー日本代表はある人物の手腕で火ノ鳥のように羽ばたき始めたのです。まさに序章となる一戦だったです。

そしてその後、世界最強のニュージーランド「オールブラックス」の姉妹チーム「マオリオールブラックス」とも善戦しました。後半残り1分まで勝っていた日本代表。奇跡のリードでした。しかし残り1分に劇的なトライを奪われてしまったのです。

そして南アフリカに勝った!!

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2015年イギリスで行われているラグビーワールドカップ。2019年に初のラグビーワールドカップがアジア地区で開催されます。そう、日本で開催されるのです。

今回のワールドカップで成果を出さなければ日本のラグビーは全く注目されないまま2019年の日本ワールドカップに突入してしまいます。新国立競技場白紙とともに日本ワールドカップの開会式も同会場で行う予定だったので白紙になり、新たな会場探しの迷走、海外強豪リーグ「スーパーラグビー(SR)」への参加資格剥奪危機、某元首相の悪態でのイメージダウンなどラグビー界には逆風が吹きっぱなしです。ラグビーワールドカップ日本開催さえも白紙撤回されるにではないかとの情報も一時は飛び交ったほどです。

そんな逆風吹き荒れる中、世界中の誰もが、日本中の誰もが負けると思っていた中、日本代表の監督エディー・ジョーンズでさえも「善戦はする」と言っていた2015年イギリスワールドカップの初戦「日本vs南アフリカ」で奇跡の大逆転をし勝利をおさめました。

ラグビーでは番狂わせはほぼ起こらないと言われています。体格の勝る者たちが力とスピードで圧倒してきます。球技ではあるものの格闘技要素が極めて強いスポーツなのです。いくら技術をつけても肉弾戦で負けてしまうと試合になりません。格闘技の世界レベルで日本人が活躍することは稀です。空前のブームであったk-1無差別級では日本人は全く活躍できませんでした。相撲界でも現在横綱はみんなモンゴル出身です。大関もモンゴル勢が多く占めています。各部屋に1人しか置けない外国人力士。その少ないはずの外国人力士が相撲界を牽引しているのです。日本力士はわんぱく相撲や中学・高校・大学、もしくは中卒で部屋に入るなど相撲の経験値は圧倒的に高いにもかかわらず若貴以来横綱は現れていません。それほど日本人にはパワー競技は不向きなのです。他にも、女子とは違い男子レスリングはリオデジャネイロ五輪への出場権12枠を全て逃しています。柔道も長い低迷期から未だ抜け出せていません。

つまり日本人がパワー系競技で勝つのは至難の業で、ラッキーパンチのような勝利がほぼないラグビーでは日本がラグビーワールドカップで格上で体格の勝る相手に勝つことは果てしなく厳しいのです。これは日本だけではなく格下が格上を倒すことが極めて難しいのがラグビーなのです。一歩ずつ着実に着実に相手より実力をつけ、相手を打ち負かすしかないのです。ラグビーのルールは、パスやキックでの前進は許されないため(キッカーの後方から走りこめばキックパスは可)ボールは己の肉体を使ってのみ運ぶしかできません。そして相手に捕まれば瞬時にそのボールを地面の上に離さないといけないのでボールを確保するため激しい肉弾の争奪戦が繰り広げられるのです。いくら足が早くても華麗なパスができても、この肉弾戦を制しなければならないのです。

ラグビーにはティア1、ティア2、そしてティア3のランク分けされています。階級を意味するティア。純粋に強さや戦績で階級分けされているわけではありません。しかしそれでもティア1にはニュージーランドやオーストラリア、そして南アフリカやウェールズなど強豪チームで構成されています。日本はティア2にカテゴライズされていまが、このティア1とティア2の実力差は如何ともし難く、テストマッチさえ組んでもらえないほどなのです。定かではありませんがワールドカップではティア2の国がティア1の国に勝ったことはないのではないでしょうか。それほどラグビーは番狂わせがなく、実力通りの展開になるのが定石です。

過去2回優勝している南アフリカ「スプリングボクス」(現ランク世界3位)とワールドカップ出場国では最弱クラスの日本代表「チェリーブロッサムズ、ブレイブブロッサムズ」(現ランク世界13位)との試合は誰もが微塵も日本が勝つとは想像だにしてなかったでしょう。南アフリカは過去ワールドカップで4敗(25勝4敗)しかしておらず相手は世界三強のうちの2チーム、ニュージーランド「オールブラックス」とオーストラリア「ワラビーズ」だけなのです。

過去のワールドカップでは、1995年ニュージーランドに145点、2007年オーストラリアはに95点、2011年ニュージーランドは85点。日本は強豪国相手に為す術がなかったです。その強豪国、南アフリカを34-32で下したことは日本ラグビー界のみならず世界のラグビー界、さらにはスポーツ史上最大の大番狂わせだったのです。

日本代表を導いた智将

エディー・ジョーンズの日本ラグビー改造戦記―ジャパン進化へのハードワーク
エディー・ジョーンズの日本ラグビー改造戦記―ジャパン進化へのハードワーク

ラグビー日本代表を見事勝利に導いた智将。その名はエディー・ジョーンズです。

●エディー・ジョーンズ(Eddie Jones, 1960年1月30日 - )は、オーストラリアタスマニア州バーニー出身のラグビー指導者。ラグビー日本代表ヘッドコーチ(2012年4月 - )。日本ラグビーフットボール協会所属(2012年4月 - )。 ●父はメルボルン出身のオーストラリア人。母は広島県出身の日系アメリカ人2世。ジョーンズは日本人ハーフ(1/2)になる。妻は日本人の日本語教師 ●現役時代のポジションはフッカー。身長173センチ、体重82キロと大柄なフッカー選手が揃うオーストラリアラグビー界では小柄な体形であるが機敏な動きで活躍した。1992年まで現役生活を続けラグビーニューサウスウェールズ州代表に選出された経歴はあるが、ラグビーオーストラリア代表に選出された経歴はない。

出典:wikipedia

日本での経歴は、東海大学コーチ、日本代表FWコーチ、サントリーサンゴリアスの監督やコーチを務め、サントリーサンゴリアスを優勝に導きました。
海外での経歴はさらにすごく、2003年ワールドカップではオーストラリア代表「ワラビーズ」の監督を努め準優勝に導き、2007年には南アフリカ代表「スプリングボクス」のチームアドバイザーに就任し、スプリングボクスを優勝に導きました。

そして今回、ワールドカップ優勝候補である南アフリカからラグビー弱小国である日本代表が勝ち星を上げました。
「奇跡ではない、必然だ」という声もあるのは、エディー・ジョーンズや選手たちは世界で一番厳しいハードトレーニングをし、緻密、綿密な作戦を立て、それを遂行するために朝6時からウェイトトレーニングをするなど3部練、4部練の厳しい合宿に耐えてきたのです。それを奇跡と呼んだら確かに失礼極まりないでしょう。しかしそれでもこの勝利はまさに奇跡なのです。「必然の奇跡」と相反する言葉が相応しいほどの勝利です。

ラグビー日本代表のキープレイヤー

不動の15番 チームを最後尾から動かし、最後の砦として日本を守る「五郎丸歩」

不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む
不動の魂  桜の15番 ラグビーと歩む

世界最強のクラブチームで活躍する小さき巨人「田中史朗」と縦横無尽のフィールドプレーが冴え渡る「堀江翔太」

田中史朗と堀江翔太が日本代表に欠かせない本当の理由 ~最強ジャパン・戦術分析~ (ラグビー魂BOOKS-1)
田中史朗と堀江翔太が日本代表に欠かせない本当の理由 ~最強ジャパン・戦術分析~ (ラグビー魂BOOKS-1)

最年長プレイヤー 灰まで燃え尽きる男「大野均」

ラグビーに生きる
ラグビーに生きる

日本代表のこれから

南アフリカ戦の次は、スコットランドです。スコットランドも強豪国でありティア1に属しています。1991年ワールドカップで最高の4位を記録しています。2011年にはじめて予選敗退しましたが、それ以外はすべてベスト8以上の戦績です。

このスコットランドに勝つことが今回のワールドカップではもっとも大切です。南アフリカは依然として優勝候補です。予選では上位2チームしか決勝トーナメントに進めません。その2チームが南アフリカとスコットランドが有力なのです。競り勝つにはスコットランドがもっとも狙い目なのです。日本代表にとってこの一戦こそが今回のワールドカップの大きな節目となります。

そしてサモアとアメリカと対戦になります。どちらも実力があり過去日本はワールドカップでは一度も勝ったことがありません。
残りの3戦、南アフリカを破った日本に対し目の色を変えて勝負に挑んでくるでしょう。弱小国と舐めてかかられることはないでしょう。十分研究され対策を練られ、日本代表にとっては今までにない試練になるでしょう。しかし試練は今に始まったことではないのです。必ずや、今回こそは日本代表がやってくれると信じましょう。

そして2019年日本ラグビーワールドカップへ、2020年東京オリンピックでの初の7人制ラグビーへと大きな夢をつなげましょう!

ラグビーワールドカップ2015 展望&ガイド (NSK MOOK)
ラグビーワールドカップ2015 展望&ガイド (NSK MOOK)

Rugby World Cup 2015 (ラグビーワールドカップ 2015) (エイムック 3195)
Rugby World Cup 2015 (ラグビーワールドカップ 2015) (エイムック 3195)

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嵐「櫻井翔」、弟「櫻井修」、V6「岡田准一」、他にも「高橋克典」、「舘ひろし」、さらに「桐谷美玲」や「高嶋彩」も あの天才IPS山中教授も 彼らがラグビーにハマる訳

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ラグビーが知られ始めた切っ掛けは?

近頃、ラグビーという言葉を耳にしたり、テレビで目にする機会が増えきたと感じたことはないでしょうか。

ラグビーが育てるかしこいからだ

ラグビーが育てるかしこいからだ

切っ掛けの一つとして「アメトーーク!」でラグビー芸人の特集が放送されたことでした。
ケンドーコバヤシや中川家、ジャルジャルなどの芸人が出演し軽快なラグビートークを繰り広げました。

日本ではラグビーはあまり馴染みのないスポーツかもしれませんが、実は芸能人には多くのラグビー経験者がいるのです。

芸能人のラグビー経験者

以下は芸能人や著名人のラグビー経験者です。

・伊原剛志(1963生・俳優)・・・中学時代ラグビー部副将、負けっぱなしだったと

・岩沢厚治(1976生・フォークデュオゆず)・・・神奈川県立富岡高校でSH。「威風堂々」作詞・作曲

・岡田准一(アイドル・V6)・・・中学校時代ラグビー部でSH。骨折した先輩がタックルマシーンに座っているのを見て・・・

・金子 茂(1967生・日本テレビアナ)・・・東京大学ラグビー部

・桐谷美玲(1989生・モデル女優)・・・千葉県の高校ラグビー部のマネージャー

・くりぃむしちゅう上田晋也(1970)・有田鉄平(1971)・・・二人とも熊本県立済々黌高校ラグビー部。

・小杉竜一(1973生・お笑い・ブラックマヨネーズ)・・・京都府立桂高校ラグビー部。

・斉藤一美(1968生・文化放送アナウンサー)・・・早稲田実業高~早稲田大学ラグビー部

・桜井 翔(1982生・アイドル嵐)・・・慶應義塾幼稚舎でラグビー部。

・山王丸和恵(1971生・元日本テレビアナ)・・・筑波大学ラグビー部でマネージャー

・ジェリー藤尾(1940生・俳優)・・・専修大学付属京王高校ラグビー部。オールドファンの間ではジャパンを目指せたハードタックラーと

・瀬川 亮(1978生・俳優)・・・日大藤沢高校ラグビー部。(神奈川県代表)

・大門正明(1949生・俳優)・・・早稲田大学ラグビー部

・高島 彩(1979生・フジテレビアナ)・・・成蹊高校ラグビー部でマネージャー

・高橋克典(1964生・俳優)・・・青山学院高校ラグビー部でWTB

・高橋光臣(1982生・俳優)・・・中学~啓光学園~東洋大学でラグビー部

・舘ひろし(1950生・俳優)・・・愛知県立千種高校ラグビー部主将。

・デビット伊東(1966生・俳優・実業家)・・・埼玉県立狭山高校ラグビー部。

・中川家(1970・1972生・兄弟漫才)・・・兄弟とも高校時代ラグビー部。兄・剛は守口東高校で府大会決勝進出

・なべやかん(1970生・タレント)・・・成城学園高校でラグビー部

・平田満(1953生・俳優)・・・愛知県立時習館高校ラグビー部主将

・水原恵理(1976生・テレ東京アナ)・・・世田谷レディース

・村田雄浩(1960生・俳優)・・・埼玉県立三郷高校一期生でラグビー部立ち上げ、主将

・古谷一行(1944生・俳優)・・・都立板橋高校~中央大学でラグビー部

・降谷建志(バンド・ドラゴンアッシュ)・・・青山学院高校ラグビー部

・マイク眞木(1944生・歌手)・・・青山学院中学~高校でラグビー部

・誠 直也(1948生・俳優)・・・福岡電波高校ラグビー部で68年全国優勝

・山口智充(1969生・お笑いタレント)・・・小学校の時、四条畷?のラグビースクール

・山城新伍(1938生・俳優)・・・京都府立山城高校ラグビー部

・渡辺美里(1966生・歌手)・・・都立松原高校ラグビー部でマネージャー

出典:こんなブログ ( ラグビー ) – 楕円の転がり、心の転がり・・・ – Yahoo!ブログ

こんなにもラグビー経験者が芸能界にいます。
アイドルからお笑い芸人、俳優、そして高嶋彩や桐谷美玲はラグビー部のマネージャーをやっていました。
最近は女子の中でもラグビー人気が徐々にでてきているのです。
それは観戦だけにとどまらず、プレーヤーとしても広がりを見せています。
ラグビーガールズ 楕円球に恋して
ラグビーガールズ 楕円球に恋して

他にも内館牧子や世界の指揮者・小澤征爾、橋下徹、野坂昭如など著名人にもラグビー経験者が多くいます。

慶應義塾大学ラグビー部にあの大人気アイドルの弟が

爆発的にラグビーを広めた切っ掛けは以下のニュースが取り上げられてからです。

櫻井翔の弟・修がオール早慶明ラグビーに先発出場
櫻井翔の弟・修がオール早慶明ラグビーに先発出場
出典:ニッカンスポーツ・コム日刊スポーツ

慶大・櫻井修 公式戦デビュー 3分でトライ演出

慶大・櫻井修 公式戦デビュー 3分でトライ演出
出典:ニッカンスポーツ・コム日刊スポーツ

【ラグビー】慶大の櫻井翔・弟、公式戦初先発も負傷交代
出典:ニッカンスポーツ・コム日刊スポーツ

嵐・櫻井翔の弟である櫻井修が慶應義塾大学ラグビー部に所属しており、そして試合に出場したことがニュースになり一気に話題になりました。
櫻井翔自身も慶應義塾幼稚舎でラグビーを経験したいたそうですが、幼稚舎だけで終わったようです。
しかし弟は大学でもラグビーをやっており、さらにはレギュラーに選ばれるほどの実力の持ち主だそうです。
幼稚舎から中学、高校とラグビーを続け、大学でレギュラーをつかみとった超努力家と言えるでしょう。
写真でもはっきりとわかる太い腕、たくましい太ももを見ただけでもどれだけ過酷なトレーニングを積んでいるか一目瞭然です。

部員数150人前後の中、15あるポジションの中からレギュラーを取ることは至難の業です。
櫻井修のポジションは9番でスクラムハーフと言います。
前線で球の争奪戦を繰り広げる8名のFW(フォワード)と、相手をパスやキック、ステップでに抜き去り得点を取る役割(トライ)のBK(バックス)との間で、FWが体を張って出した球をBKにさばく重要なポジションです。
求められるスキルは、無尽蔵のスタミナ、どんな状況でも素早く正確にパスできる能力、FWをコントロールする判断力、カバーディフェンスなど高い危機認知能力などです。小柄な選手が多いポジションでもあります。
一般的に部員に最低限求められる能力は、ベンチプレス体重1.5倍、スクワット体重2倍です。
大柄な選手が多いラグビー選手でこの数字は大変です。体重80kgであればベンチプレスは120kgも挙げられなくてはなりません。

兄の櫻井翔も試合観戦にときどき来ているようで、ラグビーの人気に火がつく起爆剤になるかもしれません。

【最強スポーツ】全てのポジションに求められるこの基本能力 体重100kg超、体脂肪10%前後、ベンチプレス1.5倍、スクワット2倍、1000m走3分30秒前後 このスポーツとは一体!?でも書きましたが、ラグビー日本代表に求められる身体能力は尋常ではありません。
以下の表がラグビー日本代表に求められる能力です。

スクリーンショット 0027-04-02 9.40.12

体重100kg以上を求められ、体脂肪は10%前後、この体重でベンチプレス体重×1.5倍、スクワット体重×2倍です。
こんなに巨漢のうえ、持久走では1000m3分30秒です。
もちろんこの数字は日本トップレベルの選手に求められる能力です。
しかし大学や社会人のトップチームはこの水準を意識してトレーニングをしているでしょう。

ラグビーを知るには、下記の本がお勧めです。
ラグビー選手の泣ける話を紹介した本で、スポーツの話で感動したい人にもうってつけです。
仲間を信じて――ラグビーが教えてくれたもの (岩波ジュニア新書)
仲間を信じて――ラグビーが教えてくれたもの (岩波ジュニア新書)

以下の本もおすすめです。
自称「日本一オーラのない監督」が書いた本です。
経験も才能もなく、常に挫折と向き合い、それを乗り越えた監督の話です。
ラグビーに限らず、物事が上手くいってない人、なんで自分ばかりこんな状況になるのかと打ちひしがれてしまっている人にも最高の本になるでしょう。
挫折と挑戦 (YA心の友だちシリーズ)
挫折と挑戦 (YA心の友だちシリーズ)

ラグビーがメディアに露出し始めた本当の理由

なぜラグビーが最近少しずつメディアに露出し始めたかというと、今年2015が4年一度の「ラグビーワールドカップ」がイギリスで開催されるということと2019年にアジア地区ではじめて開催される日本ラグビーワールドカップのためです。
そしてリオオリンピックからラグビー7人制がオリンピック競技として採用され、2020年東京オリンピックでメダルを獲得するためにもラグビー界は男女ともに力を入れているのです。

動画でラグビーの魅力を味わおう

▼2015年イギリスラグビーワールドカッププロモーションPV

▼2015年日本ラグビーワールドカッププロモーションPV

▼世界最強のオールブラック、試合前の威嚇の舞「ハカ」でフランス代表と一触即発

▼オールブラック、今度はハカでウェールズ代表と一触即発

櫻井翔に近づきたい人も、櫻井修を見たい人も、最強の男になりたい人も、純粋なラグビー好きもみんなで日本ラグビーワールドカップを盛り上げていきましょう。
そのためには今年のイギリスラグビーワールドカップがとても重要です。

ラグビーってあのヘルメット被って、防具つけてやるやつでしょ?と思った人は漫画でラグビーを身近に感じてみましょう。
防具をつけているのはアメリカンフットボール、アメフトです。
[まとめ買い] All Out!!
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また山下真司の代表作、スクールウォーズを観てみるのもいいでしょう。
泣き虫先生の7年戦争 スクール・ウォーズ(1) [DVD]
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今年の2015年イギリスでのラグビーワールドカップを皮切りに2019年日本ラグビーワールドカップ、そして2020年東京オリンピックでのラグビー7人制とラグビーの大会が目白押しです。
ラグビーは世界三大スポーツと言われ、FIFAワールドカップ、夏のオリンピックと並んでラグビーワールドカップが挙げられます。
日本でもどんどん盛り上がっていくことは間違いないでしょう。
そこにどう有名人が絡んでいくのかも楽しみの一つになっていくでしょう。

オリンピックの国立競技場問題、エンブレム盗用問題、日本開催ラグビーワールドカップ会場問題など問題は山積ですが、ただひとつ言えることは選手は必死で努力を積み重ねています。それを微塵もムダにしないような大会を是非開催してほしいものです。

ラグビーW杯イングランド大会を楽しもう 4年後の日本大会に向けて
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【決定最強スポーツマン!】「体重100kg、体脂肪10%、ベンチプレス自重×1.5、スクワット自重×2、1000m走3分30秒」この厳しすぎる水準が求められるスポーツとは一体!?

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最強のスポーツマン

ウェイトリフターとアームレスラー、どっちが強い?

競技は違っても力自慢の人たちが、力勝負したら一体どちらが勝つか。
ボディビルダー、ウェイトリフター、プロレスラー、力士。
豪腕自慢のアスリートが集まって腕相撲したらどうなるでしょうか。
一つだけ言えることは、十中八九アームレスラーが勝つでしょう。

でも重量挙げの場合は?
押し合いの場合は?
筋肉のキレ(カット)の場合は?

どのスポーツ選手が最強だなんてまったく不毛な論争です。
それぞれの競技・分野で各々の能力を出し切り、競い合うのがスポーツや競技です。

マラソン選手が50mを5秒台で走れなくてもなんの問題ありません。
卓球選手がウェイトリフティング競技でスナッチとクリーン&ジャークで合計200kg挙げる必要性はありません。
ウェイトリフティング選手が100kmウルトラマラソンを完走できる必要は微塵もありません。

どの能力をもって強いか弱いかなど決められません。
相撲取りと柔道家、どちらが強いかはどのフィールドでどんなルールを適用するかで全く変わります。
世界一と自負する力自慢が世界一のアームレスラーであるとは限りません。
ウェイトリフターとアームレスラー、どちらが力が強いかは条件次第でいくらでも変わってきます。

求められる力の定義、速さの定義は競技ごとに違います。
競技が違う者同士を集め、誰が最強なのか決めるのはナンセンスで、そもそも最強の定義ができません。

「スポーツマンナンバーワン決定戦」のような番組で、あらゆる分野のスポーツ選手が垣根を超え一堂に会し、さまざまな種目で勝負をしナンバーワンを決める企画はスポーツ愛好家や競技者だけでなくとも興味深いはずです。
自分が行っている競技選手や好きなアスリートが勝ったり負けたりするたびに一喜一憂してしまいます。

近年は若手イケメン芸能人ばかりの対決ですっかり面白くなくなってしまいました。
室伏や清原をはじめ、ラグビー、アメフト、サッカー、野球で誰もが知る超一流、超有名選手たちがこぞって出ているときが絶頂でした。
トップアスリートが己の、競技のプライドを掛けて全力で戦うのは見ものでした。
体力自慢のイケメン俳優やダンスグループのダンサーたちが争ってもミーハーな女性以外いったい誰が興味を持つのでしょうか。

本当に見たいのは鍛え上げられた本物のアスリートたちのプライドを掛けた真っ向真剣勝負なのです。
芸能人同士の運動会ではありません。

そこで独断と偏見、机上の空論で勝手にスポーツマンナンバーワンを考えてみます。
各競技の専門技術は排除し筋力や持久力などの基礎体力重視です。
持久力に秀でていてもパワーがないといけません。
重いほうがパワーは有利ですが、今度は持久力で劣ってしまいます。
土台となる基礎体力が勝負の分かれ目です。
私見を大いに交えながら独断と偏見でスポーツマンナンバーワンを考察します。

パワー、体重、スピード、持久力

まずはパワー。
世の男性がパワーといって一番励むベンチプレスと筋トレの王様スクワットで考えてみます。
パワー系競技でよく言われる指針の一つに「ベンチプレス自重×1.5倍、スクワット自重×2倍」で考えてみます。

ベンチプレスを100kg挙げる人はそこら辺にゴロゴロ居ます。
筋トレを真剣にやっている人やパワー系アスリートなら100kgは朝飯前です。
では体重×1.5倍はどうでしょうか。
体重70kgであれば、105kgです。
154kgも体重がある横綱白鵬はベンチプレス230kgも挙げられるのでしょうか。

スクワット体重×2倍はどうでしょうか。
驚異的な足腰の強さがあると言われる体重200kg超え逸ノ城が400kgを挙げられるでしょうか。
白鵬も300kg超えのスクワットができるでしょうか。

体重とパワーは比例しますが、どこまでも一定で比例するわけではありません。
体重が重すぎると身体の制御力を失い、パワーを思うように出せなくなり、そして過体重は身体を動かし続ける能力に大きなマイナスになってしまいます。

力自慢は世の中に大勢います。
ボディビルダーやウェイトリフター、相撲取り、プロレスラーなどなど。
日本ではベンチプレス100kg持ち上げられると力持ちと思われますが、世界のトップアスリートはサッカー選手や陸上選手、テニスプレイヤー、バスケット選手などベンチプレス100kgなど当然のように挙げられるアスリートばかりです。
日本くらいです、ベンチプレスは不要だ、筋トレは不要だなんて言っているのは。

成人男性平均身長170cm、平均体重67kgが日本人の標準体型です。
一般人をパワー系アスリートの指針をクリアするにはベンチプレス100.5kg、スクワット134kgです。
ある程度ハードなトレーニングを継続していないとこの水準をクリアすることはできません。

力士やプロレスラー、柔道など大柄で100kg超級になれば、体重に比例したベンチプレスやスクワットを挙げることは困難です。
体重が有利になる競技は、ある程度脂肪がついていても問題はないですがそれはあくまでも競技内だけの話です。

筋肉の肥大、隆起、脂肪の削ぎ落としが勝負を左右するボディビルダーでは、大会直前は体脂肪10%未満まで絞る選手も多く、ベンチプレス体重×1.5倍、スクワット体重×2倍の条件は多くのボディビルダーはクリアできるでしょう。

しかしいくらパワーがあっても走れなければ、やはり「最強」は名乗れません。
パワーと走力(ダッシュ力と持久走)を兼ね揃えたアスリート。
相反しやすい能力を高めるのは非常に難しいのです。

高身長選手が多いバスケットやバレーボールで、「ベンチプレス体重×1.5倍、スクワット体重×2倍」をクリアできる日本人選手はほとんどはいないでしょう。
筋トレも高校生レベルでも普及し始めましたが、まだそれが「当たり前」にはなっていません。
有酸素運動、心肺持久力は相当高いでしょうが、他競技に比べ明らかなパワー不足です。

体重もパワーもあり、走力もあるスポーツ選手となると筋骨隆々のアメリカンフットボール選手が妥当でしょう。
アメフト選手はそれぞれ固定された専門のポジションがあります。
相手の突破を防ぐラインというポジションはほぼ走ることもなく、点数を取ることもありません。
相撲取りやプロレスラーのような大柄で脂肪の乗った大柄な選手で構成されています。
また野球のように攻守が完全に分かれており、オフェンスプレイヤーとディフェンスプレイヤーで交代するので、オフェンスはオフェンス専門プレーヤー、ディフェンスはディフェンス専門プレーヤーがいるのです。(人数が少ないところは攻守兼任することもあります)

選手交代が頻繁に行われるアメリカンフットボールでは走り続ける持久力は必要としません。
それぞれのポジションに特化した専門能力を有した選手で構成され、大きな体格で相手を食い止める力士のような選手、キックだけするキック専門の選手、瞬発力抜群の短距離型ランナー、QBという司令塔で判断力、パス能力抜群の選手。
求められる能力が細分化され完全分担制が特徴のアメリカンフットボールでは、多くは1000m3分台では走れないでしょう。
そんな能力もたいして必要ではなく、5m、10mでトップスピードにのれる一瞬の爆発力や動かざること山の如しの怪力のほうが大事なのです。

1000m3分30秒は楽勝?

1000m3分30秒は陸上競技者では初心者を卒業したばかりの中級者レベルです。
陸上部に所属していれば朝飯前のタイムです。
何度も繰り返すインターバルトレーニングで1000mを何本もこのタイムで走れます。
フルマラソン3時間台を目指す市民ランナーでも1000m3分30秒は比較的容易にクリアできるレベルです。
サッカー選手でも難しいタイムではなく、何本も行うインターバルトレーニングで設定されるタイムです。

しかし陸上トラック選手やサッカー選手を想像してください。
引き締まった肉体でスラっとしている印象があるはずです。
陸上トラック競技選手は、トップレベルの選手以外はウェイトリフティングやパワーリフティングのような筋トレはしません。
まだ筋トレの必要性が理解されていません。
軽いバーベルで筋持久力を鍛えている風景はありがちですが、それは筋トレの本質を理解していない証拠です。

日本の短距離トップ選手やボルト、ガトリング、タイソン・ゲイなどはベンチプレス100kgなど軽く上げてます。
別にベンチプレスの記録など狙っているわけではありません。
全身の筋肉をくまなく鍛えた副次的な産物です。
ベンチプレスが陸上競技に必要か不必要かなどといった低レベルな話ではありません。
筋肥大をターゲットとした筋トレをしっかり行っている証拠です。

日本サッカー界ではいまだに筋トレ不要論がまかり通っており、日本代表選手から草サッカーレベルの人まで筋トレ不要信者が大半を占めています。
たとえ筋トレはある程度は必要だと理解しているサッカー選手がいたとしても、ベンチプレスの話になればすぐさまそんな筋肉はサッカーには全く不要だとこき下ろされるでしょう。
軽めのスクワットかマシンでのレッグプレス、レッグカールとレッグエクステンション、そして腹筋と流行りの体幹がメインの場合がほとんどではないでしょうか。
ベンチプレスは当然のこと、デッドリフトやハイクリーン、懸垂も取り入れているチームは希少です。

世界ではサッカー選手でも陸上選手でもバスケット選手、テニス選手でも当たり前にハードな筋トレをし、ベンチプレス100kg挙げるなど全く珍しくありません。
しかし日本ではいまだに筋トレをすると余計な筋肉がついて重くなりスピードが落ちる、可動域が狭くなる、硬くなるなどと言った非科学的な筋トレ不要論が幅を利かせています。

【筋トレガラパゴス列島】未だ筋トレ不要論はびこる日本 超一流はベンチプレス100kg当たり前「クリスチャン・ロナウド」「ウサイン・ボルト」「ロジャー・フェデラー」世界の中田英寿だって軽々ベンチプレス100kg

閑話休題。
実際1000m3分30秒は難しいタイムではありませんが、そこに体重100kgという条件がついたらどうでしょうか。
100kgと極端でなくても70kg以上ではどうでしょうか。
日本人の成人男性の平均体重は65kg前後です。
筋トレ好きであるならば体重70kgはある人は多いでしょう。
身長(cm)-100+5〜10が筋トレをしっかりしている人の体格で多くあるパターンです。
身長170kgなら75〜80kg程度です。
しかしその体格で1000m3分30秒はどうでしょうか。

きっと1000mを3分30秒で走れる人は、身長(cm)ー105〜115前後が多いはずです。
175cmであれば、60〜70kgです。
ベンチプレスは80kg持ち上げて万々歳でしょう。

「体重100kg、体脂肪10%、ベンチプレス体重×1.5倍、スクワット体重×2倍、1000m走3分30秒」というとてつもない基準

体重100kg、体脂肪10%、ベンチプレス体重×1.5倍、スクワット体重×2倍、1000m3分30秒という驚異的な基準をクリアできる身体能力をもったアスリートはいるんでしょうか。
いるならば、それこそがまさに「最強」と言っても過言ではないはずです。

この条件が求められるスポーツが、実はあるのです。
そのスポーツとは、・・・・・・・・・ラグビーです。
ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング
ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング

以下の表はラグビー日本代表が、2012年時に監督だったエディー・ジョーンズが掲げた「Japan way」の指針の元、選手たちに求められた能力を各ポジョンごとに明記したものです。

スクリーンショット 0027-04-02 9.40.12
画像:大学ラグビー選手における S&Cトレーニング

これほど高い能力を求められる競技があるでしょうか。
1番から8番のフォワード(FW)の選手は、ほぼ体重100kg以上を求めら、体脂肪は10〜15%、ベンチプレスは1.2〜1.6倍、そして一番困難な1000mを遅くても3分40秒です。
3分40秒のポジションの人はスクラムを組み最前で、さらにその中でも一番大きな人です。
体重は112〜120kgを求められている状況で、体脂肪は13〜15%で1000mを3分40秒です。
人間の匂いが全くしません。
まるで熊です。

9〜15番はバックス(BK)では、特に小柄な9番を除いて、およそ体重90kg前後は求められ、ベンチプレスは体重×1.5〜1.8倍、1000m走は遅くても3分30秒以内。
驚きなのが体重70〜85kg最軽量の9番がベンチプレスを体重1.6〜2倍も挙げないといけないことです。
最下位条件でも体重70kg、ベンチプレス×1.6倍だと116kgです。
中間だと体重77.5kg、ベンチプレス×1.8倍で139kg、そして1000mは最速の3分15秒です。
体重70kg台で100kg以上の選手がトップスピードで当たってくるため、相当高い筋力と走力を求められています。

走って当たって倒れて起きてタックルしてまた起きる。
高校は30分ハーフ、大学、社会人は40分ハーフ。
100kg級の人間が走り回り、ひたすらぶつかりあい、痛がることもなく。

世界トップクラスの智将エディー・ジョーンズが2011年から日本の監督に就任し日本代表は急激に進化し強くなりました。
エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡――
エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡――

「Japan way」を掲げ、日本代表のフィジカルを徹底的に強化しました。
2015年のイギリスでのラグビーワールドカップではスポーツ界史上最大の大番狂わせを起こし世界を圧感させました。
そして2019年にはアジア初の日本でワールドカップが、翌2020年には東京オリンピックで7人制ラグビーが開催されます。

これだけの高い能力を求めれる競技は他にあるでしょうか。
大きいだけでなく、力強いだけでなく、ダッシュ力も持久力もある。
それがラガーマンです。
私見と独断と主観をバランスよく混ぜ合わせて検討した結果、最強のスポーツは「ラグビー」と結論づけました。
異論反論は大いにあると思いますので、心の中で叫んでください。

最強と言っても格闘技をやれば格闘家に勝てるわけありません。
ウェイトリフティング選手と力を競えば足元にも及びません。
短距離走ではラグビー界でスーパースターといわれるほど脚が速くても、短距離選手には到底敵いません。

しかしベンチプレス体重×1.5倍、スクワット体重×2倍、体脂肪10%、1000m走3分30秒の能力を求められる競技が他にあるでしょうか。
体重は難しいとしても、他の項目全部を達成できる人は一体アスリートのなかでさえどれくらいいるでしょうか。

スポーツマンナンバーワンで、真のアスリートをさまざまな競技で競わせ、「最強」を決めてもらいたいと少なくない人が思っているはずです。
俺がやっている競技が最強だ!
これこそが番組の醍醐味です。

いい結果を出せば、普段注目されないスポーツも大きく取り上げられるチャンスです。
ラグビーでは大畑大介が圧倒的なポテンシャルを見せつけ多くに人にラグビーここにありとみせつけました。
また室伏広治の身体能力に誰もが愕然としたのではないでしょうか。
筋骨隆々の規格外の体つきで、パワー勝負は当然の事ながら、スピードも群を抜いていました。
持久走は得意そうには見えませんが、全てが規格外の室伏広治なら1000m3分30秒をクリアできたかもしれません。

あなたが思う最強スポーツは一体なんですか。
あなたが見たいアスリート対決はなんですか?

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