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大半がたった1年以内で辞めるスポーツクラブ 水の泡と消える会費3ヶ月分3万円で揃えられる「費用対効果抜群の筋トレ器具」

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筋トレ器具

続かないスポーツジムに通って筋トレするくらいなら費用対効果の高いトレーニング器具を買い揃えよう

スポーツジムに通う多くの人は1年以内に去ります。辞める4ヶ月前には、月3回程度まで利用が減り、退会直前1ヶ月には2回以下となり辞めていくというデータがあります。回数券などの特別の場合を除き、フリー会員であれば利用回数に関係なく月1万円程度は月謝がかかるので、辞める4ヶ月程の期間でおよそ4万円も無駄金を払っていることになります。

今まで頑張ってスポーツジムに通っていても、辞めて運動から離れてしまえば元の木阿弥です。今まで払ってきたお金も水の泡です。そういう状況に一度なってしまうと、再びダイエットや肉体改造に取り組むときにはさらに理想とはかけ離れた体になっており、再びトレーニングを始め成功するにはハードルは一段と高くなります。

自宅筋トレは始めるはとても簡単です。最初から器具を揃えきらなくても何の問題もありません。運動が苦手だったり筋トレがまったくの初心者なら最初は何一つ器具を揃えなくても問題ありません。腕立て伏せ、スクワット、腹筋を10〜15回を3セット/週3を3週間行えば十分トレーニングになります。器具を揃えるのはそれからでも構いません。

しかし道具を揃えることでモチベーション・やる気があがる人もたくさんいます。自宅の器具をおける環境や懐事情と相談し、器具を揃えていくことも一つの楽しみになるでしょう。そこで注意したいのが、フィットネス業界がゴリ押しするようなアイテムに飛びつかないことです。いい鴨にされるだけで成功しない、効果もないアイテムを高額で売りつけられて、アイテムはそのうち邪魔なゴミになってしまいます。

超有名サッカー選手が宣伝していた顔コロコロや、有名女優が起き上がり小法師にみたい起き上がる腹筋器具、元議員が腹に巻いて振動で痩せる器具など世の中のダイエット商品にはまがい物で溢れかえっています。もしそれだけで何らかの効果があったのなら誰ひとりとして肥満で悩むことはありません。俳優、子役さえも行わなければいけない食事制限などまったく必要がなくなってしまいます。エステなども軒並み倒産です。なぜそうならないのか。それはフィットネス業界がいい鴨相手にする商売ではまったくダイエットの成果があがらないからにほかなりません。

フィットネス業界に騙されず、基本の器具を必要最低限揃えれば十分なのです。

ダンベル

IROTEC(アイロテック) ラバー ダンベル 40KGセット (片手20KG×2個)

IROTEC(アイロテック) ラバー ダンベル 40KGセット (片手20KG×2個)

参考価格: ¥ 23,100
価格: ¥ 11,664 & 関東への配送料無料
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ダンベルは自宅筋トレでもっとも効果を発揮すし、もっともコスパがいい筋トレ器具で、最初に手に入れるべき必須アイテムです。
1万円程度の出費で一生涯使え、場所も取りません。重さも調整でき老若男女問いません。腕、肩、背中、胸などの上半身やお尻、太腿、ふくらはぎなど全身をくまなく効果的に鍛えるのに最適な器具です。

重さが変えられない鉄アレイや水や砂を入れるダンベルではその重さに慣れてしまったら粗大ゴミになってしまいます。筋トレには「オーバーロードの原則(過負荷の原則)」が重要で、体の成長とともに重さも増やしていかなければ筋トレ効果はどんどん小さくなってしまいます。それ故重さを調整できるダンベル一択でそれ以外の選択肢は皆無です。

フラットインクラインベンチ

PURE RISE(ピュアライズ) フラットインクラインベンチ
PURE RISE(ピュアライズ) フラットインクラインベンチ

参考価格: ¥ 44,400
価格: ¥ 14,800 & 関東への配送料無料
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フラットベンチがあるとトレーニングの幅がグッと広がります。
ダンベルだけでもさまざまなトレーニングができますが、体を一部固定させ狙った場所を鍛えるトレーニングはなかなかできません。
フラットベンチがないとできないダンベルベンチプレスやショルダープレス、ダンベルローイングなど体の一部を固定したほうがターゲットととした筋肉を効果的に鍛えられる筋トレメニューは多くあります。フラットベンチもダンベルとともに揃えておきたいアイテムです。相乗効果抜群です。

選択肢としては、背もたれが可動式なのかフラットのものかです。背もたれが動けばインクラインベンチができたりショルダープレスで背中を固定するのに最適で中上級者の筋トレメニューもできるようになります。初心者に必要なのかといえば、ほぼ必要ないですが、筋トレ初心者も続けていけば中級者、上級者となっていき、インクラインベンチなどをやりたくなるのは間違いありません。さすがにベンチ台を買い換えるのは大きな負担となります。最初にフラットインクラインベンチ台を手に入れておくのも賢い選択です。

腹筋ローラー

XYSTUS(ジスタス) スリムトレーナーTR H-7218 腹筋ローラー
XYSTUS(ジスタス) スリムトレーナーTR H-7218 腹筋ローラー

参考価格: ¥ 1,490
価格: ¥ 1,478 通常配送無料
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いくら腹筋運動をしても腹筋の隆起が見えることはありません。腹筋の隆起を出すには腹筋運動ではなく、お腹周りの脂肪をいかに減らすかが唯一無二の方法です。そのための部分痩せもほぼ不可能です。お腹になにか巻いて震えさせても無意味です。CMで有名な器具で起き上がり小法師みたいな腹筋運動をいくらしてもほとんど意味を成しません。1万円以上もの出費で、場所も取り、数ヶ月で使わなくなり埃をかぶり始め邪魔になるのは目に見えています。

腹筋1回で消費するカロリーはおよそ0.5kcalです。100回行っても50kcalです。1km歩く程の消費カロリーです。運動不足や肥満気味などでダイエットをする人が腹筋を100回も行うのはハードルがかなり高いのではないでしょうか。100回やっても50kcal。脂肪1kg減らすには、14,400回も腹筋を行わなければなりません。毎日480回を1ヶ月続けてやっと脂肪1kgです。それを補助器具を使って行えば消費カロリーはさらに小さくなり、到底ダイエット効果は期待できません。そんな器具にびた一文でも払うのは無駄以外何ものでもありません。まして1万数千円も出すのはまさに愚の骨頂です。

腹筋運動は、お腹のたるみ解消や割れたお腹を浮き上がらせるためではありません。
腹筋は体幹強化が目的で姿勢保持や動作を安定させるためです。スポーツのときの体の安定性だけでなく日常生活にも非常に重要なのです。ダイエット運動の類に決して入りません。

腹筋は器具を使わなくてもクランチやツイスト、レッグレイズなどで鍛えることができます。腹筋は腹直筋、外・内腹斜筋、腹横筋から構成されており、シックスパックと呼ばれるものは腹直筋になります。これら複数の腹筋をまんべんなく鍛えるにはさまざまな腹筋運動をしなければなりません。しかし腹直筋にしっかり負荷を与えられれば、腹横筋や腹斜筋にも刺激が行き間接的にある程度鍛えることができます。競技者などのアスリートでない限り、複数の腹筋運動を行うより、腹直筋にしっかり負荷をかけ再優先に鍛えることが重要です。

腹直筋に強い負荷をかけて鍛えることができる器具が腹筋ローラー、通称コロコロです。
膝をついて行えば誰でもでき、立ったまま行えば相当な強度の負荷になります。腹筋ローラーはもっとも簡単に腹直筋に高強度の刺激を与えられる器具です。しかも値段は千円弱とリーズナブルで費用対効果は抜群です。意外と腹筋をやろうと思っても脚をかける場所が見つからない、うまく固定できないなんて悩みとはおさらばです。

チューブ

ALINCO(アルインコ) マルチチューブ(ソフト、ミディアム、ハードの3個セット) EXG114

ALINCO(アルインコ) マルチチューブ(ソフト、ミディアム、ハードの3個セット) EXG114
参考価格: ¥ 1,598
価格: ¥ 791 通常配送無料
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チューブトレーニングで「効果抜群!インナーマッスル強化して基礎代謝アップで楽々ダイエット!!」などといったインチキ極まりない謳い文句はなしです。チューブは体をほぐしたり伸びしたりするストレッチ効果は抜群です。デスクワークの多い現代人にとってスキマ時間をストレッチなどに有効活用売ることは筋トレや有酸素運動と同じくらいに大事なことなのです。

使い方やチューブによっては深層部にある筋肉(インナーマッスル)をターゲットとして鍛えることができますが、大部分の人にはまったく必要ないトレーニングです。一般人がインナーマッスルなど微塵も気にする必要はありません。重要なのは大きな筋群をしっかり鍛えることです。それにより当然インナーマッスルも鍛えられます。インナーマッスルだけを狙ってトレーニングするなど通常は全くのナンセンスです。

チューブで筋トレやダイエットはとても非効率で、たとえ最初はある程度筋肉痛になって筋トレ効果を実感できてもそれはすぐに頭打ちになります。負荷を段階的に増やしていくことができないからです。これもトレーニングの「漸進性の原則」に反します。チューブの威力が発揮するのはなんといってもストレッチです。旅行先や仕事場での合間などに体のメンテナンスをするにはもってこいの道具です。バックに入れておけばいつでもパートナーストレッチ並みのストレッチができてしまいます。また強度は低いものの、運動や試合の翌日など疲れが残っている際のアクティブレストにも抜群です。チューブで少しの負荷をつけて腕や胸、脚などを動かすと、じっとしているより疲労が抜けていきます。

チューブは体のメンテナンスを行うためのもので筋トレやダイエットには適していません。しかし体のメンテナンスができてこそ日頃のトレーニングに全力で取り組めるのです。またトレーニング後や長時間の移動、デスクワークなどで凝り固まった体をストレッチでしっかり伸ばすことができます。小さなことの積み重ねが大きなことの成功に繋がるのです。チューブはまさにそのためのアイテムです。

おまけ

ファイティングロード (FIGHTINGROAD) トレーニングベンチ
ファイティングロード (FIGHTINGROAD) トレーニングベンチ

自宅トレーニングの永遠の憧れ、ベンチプレス。場所を大きく取り、値段も高く、自宅に置くには敷居がとても高いと考えている人は多いでしょう。
確かに畳一畳分のスペースは必要で、子供がいる場合は危ないので筋トレするための部屋が必要になります。ベンチプレスは自宅トレーニングで揃える最もハードルが高い筋トレ器具の一つと言えるでしょう。

筋トレの中でもっとも人気があり、スポーツジムでもいつも混みあい順番待ち必至でなかなか思うようにできないのがベンチプレス。まさにキングオブ筋トレです。自宅にあればいつでも好きなだけで自分のペースでベンチプレスできるのは贅沢の極みです。

ベンチプレスは使わないときは折りたため、値段も台だけで1万円を切ります。
100kのバーベルとセットだと3万円強です。スポーツジム2〜3ヶ月分です。これを高いと見るか安いと見るかは人それぞれの価値観ですが、場所などの環境が許すのであれば是非手に入れたい筋トレ器具です。

ALINCO(アルインコ) 懸垂マシン FA900
ALINCO(アルインコ) 懸垂マシン FA900

ベンチプレスは体重×10回、スクワットは体重の1.5倍×10回、ハイクリーンやスナッチで自重を上げるなどトレーニングで自重を扱えることは一つの目標になります。その中に当然懸垂も入ってきます。いくらダンベルロウやデッドリフトを高重量でこなしても懸垂がを何十回もできるようにはなりません。懸垂は懸垂の回数をこなしてこそ回数が増えていきます。

ベンチプレスやスクワットで100kgを何回挙げられようとも懸垂10回もできない肉体でトレーニングをしているなんて口がせけても公言できません。無駄に筋肥大だけした見せ掛けの筋肉と嘲笑されてしまいます。

公園に行けば鉄棒がある所は多くありますが、毎回公園まで行くのも大変です。自宅に懸垂器があればいつでもいくらでも懸垂ができます。10回できるようになれば腰にプレートを巻き付け負荷を増やしトレーニングもできます。上半身に限って言えば、初心者はベンチプレスと懸垂をやるだけで十分です。胸、肩まわり、背筋、上腕全てを網羅できます。

懸垂器も壁際に寄せておけば場所も余り取りません。ときには洗濯物や洋服掛けとしても威力を発揮します。

まとめ

スポーツジムに通うのも自宅トレーニングもどっちもメリットデメリットがあります。
一番いいのは自宅にいくつかの筋トレ器具を揃え、スポーツジムは近所の公営スポーツジムに行くことです。公営スポーツジムは200〜400円程度で使用可能です。自治体によって揃えている器具は大きく異なります。バーベルやダンベルなどのフリーウェイトが置いているところから、ウェイトマシンが少しだけ置いてありルームランナー、エアロバイクが大部分のところなど施設のレベルは大きく変わります。

最新器具を揃えたところに行きたいのなら、毎月1万円程度払い民間のスポーツジムに通ったほうが絶対良いでしょう。しかし大半の人は1年程度で辞めていってしまうのです。数万円の入会金も払い、辞める数カ月前にはほとんど通うこともなくなり、水の泡のごとくお金も努力の甲斐も消えていってしまうのです。

それならば自宅に筋トレ器具を揃えたほうが遥かに効率的です。人のモチベーションは高いときもあれば低いときもあります。自宅に器具さえあれば一度トレーニングを中断してしまってもまたいつでも再開できます。また器具が家に横たわっているとそれを活用していない自分に罪悪感を感じ、いい意味でプレッシャーをかけてきてくれます。自宅であれば身支度の必要なく、いつでも好きなときに好きなだけトレーニングできるのは大きなメリットです。

公営スポーツジムを利用すれば、いつもと違う環境がモチベーションアップを手伝ってくれます。またウェイトマシンで筋肉に違う刺激を与えることもトレーニング効果を推し進めてくれます。スタッフには筋トレを指導してくれる人もいるので、器具の使い方だけでなく筋トレの方法などを教えてもらうのもいいでしょう。プールや陸上トラックを併設している場合もあり、トレーニングに活かさない手はありません。

筋トレなどのトレーニングで一番重要なことはとにもかくにも継続です。途中に中断があったとしても長い目で見て継続していれば良いのです。そして中断したときにまた始めるときには障壁は少ないほうが良いのです。スポーツジムにまた入会となればその障壁はかなりの高さです。

自宅トレーニングと公営スポーツジムをうまく使いこなせば、低予算で無駄な時間も省けます。それこそが継続の大きな要因になります。宣伝をバンバン出しているスポーツジムや怪しいダイエット商品に飛びついてはフィットネス業界のいい鴨です。成功しない手法を絶え間なく売りつけてくるのです。フィットネス業界の鴨にされないように自宅トレーニングと公営ジムを駆使し、理想の肉体を手に入れましょう。

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肉体改造のためにスポーツジム通いして逆に太ってしまう人、結果を出せない人の共通点

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スポーツジムに通って体を動かしているのに太ってしまうメカニズム

フィットネスジム超活用術 (エイムック 3350)
フィットネスジム超活用術 (エイムック 3350)

3つのパターン

体を絞ろう、筋肉をつけよう、身軽になってもっと走れるようになろう。

日本人口の3%が通っていると言われるスポーツジム。通っている人はなんらかの体の変化を求めています。しかしスポーツジムで実際に望むような体を手にできる人はごく一部です。肉体改造の成功の秘訣はメディアで取り上げられるセンセーショナルな流行りのダイエットや画期的なトレーニングプログラムでも選びぬかれたプロテインやサプリメントの数でもありません。成功の秘訣は基本の「継続」です。そして継続するにはモチベーションの維持・向上が不可欠です。そのためには肉体が変化し続ける必要があります。頑張った末に肉体が成長したという実感なくしてトレーニングし続けることは誰にとっても困難です。

あるスポーツジムの会員は平均在籍期間は43ヶ月でした。平均年齢は入・退会者共に40歳代ですが、昨今は高齢者の健康意識が高まりスポーツジムの会員も高齢化が進んでいます。在籍会員は平均52.5歳なので若い層ほど入・退会が多く流動的です。高齢者層を除くと5割以上もの人が1年以内に退会しています。退会のピークは4月で理由はさまざまですが、もっとも多い退会理由は仕事や学業事情となっています。

参照:早稲田大学 大学院スポーツ科学研究科 スポーツ科学専攻 スポーツクラブマネジメントコース 5012A324-1

統計にはありませんが、大部分の退会者を含めた会員は自分の理想とする体を達成できていないでしょう。達成できていなくても僅かばかり改善できた人もいるでしょうが、大多数は望むような成果を得られずスポーツジムを去っていってるのではないでしょうか。

なぜ高い会費を払って忙しい合間にジムに通い、頑張ってトレーニングしているのにも関わらず結果が伴わないのでしょうか。そこにはある三つのパターンが見えてきます。いま一度自分のトレーニングを見つめなおし、なぜ結果が伴わないのか考えてみましょう。

ジムで“筋トレっぽいトレーニング”

スポーツジムでは筋トレっぽいことをしている人が大勢います。体を動かし汗をかいてシャワー浴びてリフレッシュするのが目的ならばどんな運動でもいいでしょう。汗をかいてリフレッシュするのが目的なのでモチベーションはあまり関係なく、体に変化がなくても特段不満はなくモチベーション低下には繋がりません。

しかし肉体改造する目的がある場合、せっかく頑張っているのに体に変化がないとトレーニングのモチベーションが低下してしまいます。お金も時間もかけてそれなりの努力もしている。それなのに思ったような結果が出なければ誰でも継続する意思は下がります。

ではなぜ大部分の人は結果が出ないのでしょうか。それは肉体改造とはなにか、そしてその道程を理解していないからです。筋肉をつけて余計な脂肪を減らしたいと多くのスポーツジムに通っている人は思っているでしょう。しかしダイエットの大原則、「筋肉をつける」というトレーニングをしっかりできていない人がほとんどなのです。

筋トレは「BIG3」というベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3種目が基本です。胸、背中、臀部と太ももを鍛えるメニューで体のなかでもっとも大きい筋肉群です。大きい筋肉ほど筋肥大しやすくエネルギー消費量や身体活動量の増加に繋がります。肉体改造に最重要なトレーニングでBIG3より優先して行うべきトレーニングはありません。

腹筋やアームカール、多くのジムに置いてある内・外転筋を鍛えるアダクションマシンなどを頑張ってやっている人たちが大勢いますが、小さい筋肉を必死で鍛えてもなかなか筋肉は大きくなりません。しかも一気に何十回と回数をこなす人も少なくありません。それでは筋トレではなく有酸素運動に近くなってしまいます。低負荷×高回数でも筋肥大はしますが、焼けるような筋肉の痛み(バーン)を耐え抜き毎セット限界まで追い込まないと効果はありません。それなら8〜12回がギリギリ上がる回数で3セット行ったほうが時間対効果は断然高くなります。

またスクワットやベンチプレスなどの複合関節種目(コンパウンド)と違ってアームカールなどの単関節種目(アイソレーション)は単一の筋肉群しか鍛えることができません。ベンチプレスやスクワットなどの複合関節種目は複数の筋肉群から小さい筋肉も同時に鍛えることができます。高重量でスクワットを行ったあと、腹筋をしようと思ったらものすごい疲労が溜まっていたということがあります。これは高重量を担いで姿勢をキープするだけでものすごい腹筋を使っている証拠です。しかしマシンで行うスクワットは単関節種目になるので太ももとお尻の筋群しか使われないので腹筋や背筋は鍛えられません。マシンで行う筋トレはほとんどが単関節種目になるので理解しておく必要があります。

さまざまなマシンやトレーニング器具があると目移りしていろいろなトレーニングをしたくなりますが、その気持ちをまずはBIG3に集中しましょう。BIG3でほぼ全身くまなく鍛えることができます。BIG3後に懸垂、腹筋などの細かい筋トレを追加するのもいいでしょう。しかしアームカールや腹筋をしたいからといって余力を残すのは良くありません。あくまでも補助種目です。BIG3でしっかり追い込んでから補助種目に取り組みましょう。

このBIG3こそが本物の筋トレであり、避けて通ることはできません。BIG3をないがしろにして肉体改造の成功はありません。逆に言えば、BIG3さえしっかり行っていれば確実に肉体改造は成功へと進んでいきます。

頑張ったご褒美に過剰カロリー摂取

スポーツジムでトレーニングし、いい汗かいてシャワーを浴びれば爽快です。しかしトレーニング後の高揚感と頑張ったご褒美でアルコールを多めに摂取したり、お肉をガッツリ食べたり、美味しいデザートをご褒美で食べたりすれば一気に摂取カロリーが増えてしまいます。スポーツジムで筋トレ30分、有酸素運動20分行っても消費エネルギーはせいぜい200〜300kcal程度でしょう。モスバーガー1個で400kcal、アサヒスーパードライ350ml1本で157kcal、コージーコーナーのジャンボシュークリームは277kcalです。スポーツジムでがんばった分のカロリーなど一口の贅沢で一瞬で吹き飛んでしまいます。

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たくさん運動したからそれに見合ったエネルギーも消費されているだろうと思っても、運動でたくさんエネルギーを消費するのは至難の業なのです。カロリーコントロールは運動ではなく食事管理で行うのが原則です。

1日250kcalが太る痩せるの一つの目安になります。毎日250kcalオーバーしていれば1ヶ月1kg太ることになり1年でゆうに10kgも太ります。まずは自分の1日に摂取すべきカロリーを把握することが必要です。頑張ってトレーニングしていれば太りも痩せもしない摂取カロリーは次のように算出できます。

摂取カロリー

除脂肪体重×40(体重70kg体脂肪17%の場合は除脂肪体重58.1kg×40=2324kcal)
※運動強度が小さいなら除脂肪体重にかける数字は30台に落とす必要があります

日本医師会によると男性30〜49歳の1日の必要摂取カロリーは、身体活動量が低い場合は2295kcal/日で、上記計算式で算出した目標摂取カロリーとほぼ同じです。つまりこのラインが太るか
痩せるかの目安になります。ここから250kcal減のおよそ2000kcalを目安にカロリーコントロールすれば月1kg減と理想的なダイエットが行えます。
参照:日本医師会ホームページ

運動で消費できるカロリーはわずかです。運動で消費したカロリーは一口の贅沢で吹っ飛んでしまいます。そのことをしっかり理解しておきましょう。

運動で痩せると思っている

ジムに通う人の栄養学 (ブルーバックス)
ジムに通う人の栄養学 (ブルーバックス)

上記と内容が多少かぶりますが、運動で消費できるカロリーはわずかです。脂肪1kgは7200kcalでフルマラソン3回分です。運動だけで痩せようと思ったら一日中過酷なトレーニングをしているアスリート並みの生活を毎日しないといけません。毎日250kcalを食事で管理するのか運動で管理するのか。食事だとご飯1膳、食パン8枚切り2枚、マクドナルドのハンバーガー1個250kcal、ホワイトチョコレートモカのSサイズ247kcalです。一方250kcal消費するには運動では体重60kgの人が4km走らなければいけません。自転車だと12kmです。

毎日250kcalを減らす場合どちらが続けやすいでしょうか。肉体改造の成功の秘訣は継続です。継続できなければ成果も出ず、たとえ肉体改造に成功したとしてもすぐリバウンドしてしまいます。食事で250kcalは比較的簡単にコントロールできるはずです。しかし毎日4km走るとなるとかなりの労力です。毎日30分程度運動は理想ですが、雨の日も雪の日も灼熱の日も行うのは大変です。食事と運動両方取り入れるのは理想ですが、ハードルの高い理想は長続きしません。食事でカロリーコントロールし、ときどき運動を楽しむスタンスが忙しい現代人には最適ではないでしょうか。

運動で消費できるエネルギーはとても少ないと理解し、運動しているから多めにご飯食べても平気だという間違った認識は改めましょう。

まとめ

ジムに通う前に読む本―スポーツ科学からみたトレーニング (ブルーバックス)
ジムに通う前に読む本―スポーツ科学からみたトレーニング (ブルーバックス)
スポーツジムで失敗する人のパターンは、「適切な筋トレを行っていない」、「運動後の多めの食事や飲酒、デザートなど甘いもののご褒美」、「運動で痩せると信じている」の3つです。せっかくスポーツジムの安くない会費を払って頑張って通っているのだから、存分にトレーニングして理想の肉体を手に入れましょう。

流行りの体幹トレーニングやチューブトレーニング、またジム内にあるさまざまなトレーニング器具に目を奪われず、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトのBIG3にまずは集中しましょう。フリーウェイトがなければ胸、背中、お尻、太ももを鍛えられるマシンを選んで大きい筋肉群を優先的に鍛えましょう。小さい筋群のトレーニングやジムのスタジオやトレーニングプログラムはBIG3を終えてから行いましょう。くれぐれもBIG3を途中で投げ出して行わないようにしてください。

そして食事はカロリーをコントロールするのであって決して抜くことはないよう肝に銘じましょう。三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)はトレーニングのエネルギー源、トレーニング後の回復、筋肉の合成などに必須の栄養素です。タンパク質は体重×2倍(g)を意識し、脂質と炭水化物は少なめにしましょう。詳しくは次の記事に書いてありますので参照ください。
「【Fを決めろ!Pは多くCは制限】正しいダイエットは体重を減らすことではなく除脂肪だ」   

理想の肉体を手に入れる最短の方法は正しいトレーニングと食事管理、そして休養です。次々と出ては消える◯◯ダイエットに飛びついて無駄な時間と出費を増やさないようにしましょう。

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