【Giant-killing】遂にクリリンがあのフリーザに勝った!?それぐらいの快挙!最強の男たちがやってくれた 世界ランク13位の日本が世界ランク3位の南アフリカに逆転勝ち

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越えられない壁 クリリンとフリーザ

ターザン 2015年 5/14 号 [雑誌]
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漫画「ドラゴンボール」。世界でも数億人ものファンがいると言われている日本アニメの代表作。その中でもっともファンが多いと言われるナメック星(フリーザ)編。
孫悟空の大親友クリリンが宇宙の帝王であるフリーザに無残にも殺される。ドラゴンボールでは同じ人間は一度しか生き返らせることができず、ピッコロ大魔王編で一度殺されドラゴンボールで生き返らせてもらったクリリンは、二度と生き返ることができない。悟空は大激怒し、その怒りから1000年に一度しか現れないという伝説の超サイヤ人に目覚めフリーザを叩きのめす。その後クリリンを生き返りましたが、クリリンにとってはフリーザは最大の恐怖であり、そして絶対に勝てない敵なのです。
これがフリーザとクリリンの関係です。如何ともし難い実力の差。比べることさえ憚られる存在の差。クリリがフリーザに勝つことはあり得ないことなのです。

最強の男たち その名は「ラガーマン」

Number PLUS(ナンバー プラス) ラグビーW杯完全読本 2015 桜の決闘 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))
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以前書いた記事「【最強スポーツ】全てのポジションに求められるこの基本能力 体重100kg超、体脂肪10%前後、ベンチプレス1.5倍、スクワット2倍、1000m走3分30秒前後 このスポーツとは一体!?」にもありますが、記事タイトル通り体重100kg以上、体脂肪10%、ベンチプレス体重の1.5倍、スクワット体重2倍、そして1000mを3分30秒。この余りにも厳しい基準を設けられている日本代表チームがあります。それがまsにラグビーなのです。これ以上の身体能力値を求められるスポーツは他にあるでしょうか。力だけではダメなのです、走れなければ。走れるだけではダメなのです、圧倒的なパワーがなければ。体重100kg以上求められ、そして1000mを3分30秒で走れないといけなのです。どれか一つではダメなのです。こんなスポーツがあるでしょうか。

こんなハードすぎる条件が求められるスポーツ、ラグビー。世界では身長190cm以上、体重百数十kgの選手が50mを5秒台で走ることもざらです。そんな世界を相手に日本は圧倒的な不利な試合を強いられています。1995年に南アフリカで開催されたラグビーワールドカップでは世界最強のニュージーランド代表「オールブラックス」に145-17で粉砕されました。しかも相手は控え中心。およそ4分に1本のペースでトライを取られ、計21トライも奪われました。会場があった地名から「ブルームフォンテーンの悪夢(悲劇)」と呼ばれ、日本ラグビー界没落の始まりとなりました。

ワールドカップで日本は過去にジンバブエに1勝したのみです。ジンバブエは過去2大会ワールドカップに出場し全敗でした。そして1991年を最後にワールドカップに出場できていません。

国際試合(テストマッチ)では海外の代表チームに勝つことは度々ありました。2013年にはレッドドラゴンと呼ばれる強豪ウェールズに23ー8で快勝し、この一戦もジャイアント・キリングと讃えられました。2007年のワールドカップでは72ー18で完敗実力の差を見せつけられた相手です。このときからラグビー日本代表はある人物の手腕で火ノ鳥のように羽ばたき始めたのです。まさに序章となる一戦だったです。

そしてその後、世界最強のニュージーランド「オールブラックス」の姉妹チーム「マオリオールブラックス」とも善戦しました。後半残り1分まで勝っていた日本代表。奇跡のリードでした。しかし残り1分に劇的なトライを奪われてしまったのです。

そして南アフリカに勝った!!

インビクタス / 負けざる者たち [Blu-ray]
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2015年イギリスで行われているラグビーワールドカップ。2019年に初のラグビーワールドカップがアジア地区で開催されます。そう、日本で開催されるのです。

今回のワールドカップで成果を出さなければ日本のラグビーは全く注目されないまま2019年の日本ワールドカップに突入してしまいます。新国立競技場白紙とともに日本ワールドカップの開会式も同会場で行う予定だったので白紙になり、新たな会場探しの迷走、海外強豪リーグ「スーパーラグビー(SR)」への参加資格剥奪危機、某元首相の悪態でのイメージダウンなどラグビー界には逆風が吹きっぱなしです。ラグビーワールドカップ日本開催さえも白紙撤回されるにではないかとの情報も一時は飛び交ったほどです。

そんな逆風吹き荒れる中、世界中の誰もが、日本中の誰もが負けると思っていた中、日本代表の監督エディー・ジョーンズでさえも「善戦はする」と言っていた2015年イギリスワールドカップの初戦「日本vs南アフリカ」で奇跡の大逆転をし勝利をおさめました。

ラグビーでは番狂わせはほぼ起こらないと言われています。体格の勝る者たちが力とスピードで圧倒してきます。球技ではあるものの格闘技要素が極めて強いスポーツなのです。いくら技術をつけても肉弾戦で負けてしまうと試合になりません。格闘技の世界レベルで日本人が活躍することは稀です。空前のブームであったk-1無差別級では日本人は全く活躍できませんでした。相撲界でも現在横綱はみんなモンゴル出身です。大関もモンゴル勢が多く占めています。各部屋に1人しか置けない外国人力士。その少ないはずの外国人力士が相撲界を牽引しているのです。日本力士はわんぱく相撲や中学・高校・大学、もしくは中卒で部屋に入るなど相撲の経験値は圧倒的に高いにもかかわらず若貴以来横綱は現れていません。それほど日本人にはパワー競技は不向きなのです。他にも、女子とは違い男子レスリングはリオデジャネイロ五輪への出場権12枠を全て逃しています。柔道も長い低迷期から未だ抜け出せていません。

つまり日本人がパワー系競技で勝つのは至難の業で、ラッキーパンチのような勝利がほぼないラグビーでは日本がラグビーワールドカップで格上で体格の勝る相手に勝つことは果てしなく厳しいのです。これは日本だけではなく格下が格上を倒すことが極めて難しいのがラグビーなのです。一歩ずつ着実に着実に相手より実力をつけ、相手を打ち負かすしかないのです。ラグビーのルールは、パスやキックでの前進は許されないため(キッカーの後方から走りこめばキックパスは可)ボールは己の肉体を使ってのみ運ぶしかできません。そして相手に捕まれば瞬時にそのボールを地面の上に離さないといけないのでボールを確保するため激しい肉弾の争奪戦が繰り広げられるのです。いくら足が早くても華麗なパスができても、この肉弾戦を制しなければならないのです。

ラグビーにはティア1、ティア2、そしてティア3のランク分けされています。階級を意味するティア。純粋に強さや戦績で階級分けされているわけではありません。しかしそれでもティア1にはニュージーランドやオーストラリア、そして南アフリカやウェールズなど強豪チームで構成されています。日本はティア2にカテゴライズされていまが、このティア1とティア2の実力差は如何ともし難く、テストマッチさえ組んでもらえないほどなのです。定かではありませんがワールドカップではティア2の国がティア1の国に勝ったことはないのではないでしょうか。それほどラグビーは番狂わせがなく、実力通りの展開になるのが定石です。

過去2回優勝している南アフリカ「スプリングボクス」(現ランク世界3位)とワールドカップ出場国では最弱クラスの日本代表「チェリーブロッサムズ、ブレイブブロッサムズ」(現ランク世界13位)との試合は誰もが微塵も日本が勝つとは想像だにしてなかったでしょう。南アフリカは過去ワールドカップで4敗(25勝4敗)しかしておらず相手は世界三強のうちの2チーム、ニュージーランド「オールブラックス」とオーストラリア「ワラビーズ」だけなのです。

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過去のワールドカップでは、1995年ニュージーランドに145点、2007年オーストラリアはに95点、2011年ニュージーランドは85点。日本は強豪国相手に為す術がなかったです。その強豪国、南アフリカを34-32で下したことは日本ラグビー界のみならず世界のラグビー界、さらにはスポーツ史上最大の大番狂わせだったのです。

日本代表を導いた智将

エディー・ジョーンズの日本ラグビー改造戦記―ジャパン進化へのハードワーク
エディー・ジョーンズの日本ラグビー改造戦記―ジャパン進化へのハードワーク

ラグビー日本代表を見事勝利に導いた智将。その名はエディー・ジョーンズです。

●エディー・ジョーンズ(Eddie Jones, 1960年1月30日 - )は、オーストラリアタスマニア州バーニー出身のラグビー指導者。ラグビー日本代表ヘッドコーチ(2012年4月 - )。日本ラグビーフットボール協会所属(2012年4月 - )。 ●父はメルボルン出身のオーストラリア人。母は広島県出身の日系アメリカ人2世。ジョーンズは日本人ハーフ(1/2)になる。妻は日本人の日本語教師 ●現役時代のポジションはフッカー。身長173センチ、体重82キロと大柄なフッカー選手が揃うオーストラリアラグビー界では小柄な体形であるが機敏な動きで活躍した。1992年まで現役生活を続けラグビーニューサウスウェールズ州代表に選出された経歴はあるが、ラグビーオーストラリア代表に選出された経歴はない。

出典:wikipedia

日本での経歴は、東海大学コーチ、日本代表FWコーチ、サントリーサンゴリアスの監督やコーチを務め、サントリーサンゴリアスを優勝に導きました。
海外での経歴はさらにすごく、2003年ワールドカップではオーストラリア代表「ワラビーズ」の監督を努め準優勝に導き、2007年には南アフリカ代表「スプリングボクス」のチームアドバイザーに就任し、スプリングボクスを優勝に導きました。

そして今回、ワールドカップ優勝候補である南アフリカからラグビー弱小国である日本代表が勝ち星を上げました。
「奇跡ではない、必然だ」という声もあるのは、エディー・ジョーンズや選手たちは世界で一番厳しいハードトレーニングをし、緻密、綿密な作戦を立て、それを遂行するために朝6時からウェイトトレーニングをするなど3部練、4部練の厳しい合宿に耐えてきたのです。それを奇跡と呼んだら確かに失礼極まりないでしょう。しかしそれでもこの勝利はまさに奇跡なのです。「必然の奇跡」と相反する言葉が相応しいほどの勝利です。

ラグビー日本代表のキープレイヤー

不動の15番 チームを最後尾から動かし、最後の砦として日本を守る「五郎丸歩」

不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む
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世界最強のクラブチームで活躍する小さき巨人「田中史朗」と縦横無尽のフィールドプレーが冴え渡る「堀江翔太」

田中史朗と堀江翔太が日本代表に欠かせない本当の理由 ~最強ジャパン・戦術分析~ (ラグビー魂BOOKS-1)
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最年長プレイヤー 灰まで燃え尽きる男「大野均」

ラグビーに生きる
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日本代表のこれから

南アフリカ戦の次は、スコットランドです。スコットランドも強豪国でありティア1に属しています。1991年ワールドカップで最高の4位を記録しています。2011年にはじめて予選敗退しましたが、それ以外はすべてベスト8以上の戦績です。

このスコットランドに勝つことが今回のワールドカップではもっとも大切です。南アフリカは依然として優勝候補です。予選では上位2チームしか決勝トーナメントに進めません。その2チームが南アフリカとスコットランドが有力なのです。競り勝つにはスコットランドがもっとも狙い目なのです。日本代表にとってこの一戦こそが今回のワールドカップの大きな節目となります。

そしてサモアとアメリカと対戦になります。どちらも実力があり過去日本はワールドカップでは一度も勝ったことがありません。
残りの3戦、南アフリカを破った日本に対し目の色を変えて勝負に挑んでくるでしょう。弱小国と舐めてかかられることはないでしょう。十分研究され対策を練られ、日本代表にとっては今までにない試練になるでしょう。しかし試練は今に始まったことではないのです。必ずや、今回こそは日本代表がやってくれると信じましょう。

そして2019年日本ラグビーワールドカップへ、2020年東京オリンピックでの初の7人制ラグビーへと大きな夢をつなげましょう!

ラグビーワールドカップ2015 展望&ガイド (NSK MOOK)
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Rugby World Cup 2015 (ラグビーワールドカップ 2015) (エイムック 3195)
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