続)ダイエットには筋トレで基礎代謝アップなんかじゃなくニートのほうが良かった 働かないニート(NEET) じゃなくてこっちニート(NEAT)だよPartⅡ

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前回の記事でまず1日の総エネルギー消費量(TEE:total energy expenditure)が3種類あることとその内訳について書きました。

総エネルギー消費量(TEE)には基礎代謝量60%、身体活動量30%、食事誘発性熱産生10%の3種類がある。

そして基礎代謝量と食事誘発性熱産生はコントロールするのが難しいという話も併せて書きました。
今回の記事では身体活動量がダイエットには重要だという話をします。

身体活動量とは

身体活動量とは、運動とニート(NEAT:Non Exercize Activity Thermogenesis)と呼ばれる非運動性熱産生の二つにおおまかに分けることができます。
基礎代謝量や食事誘発性熱産生と違い、身体活動量は唯一自分の意思でコントロールできるエネルギーなのです。
ある研究では肥満者と非肥満者を比較し、前者は歩行などの立位での活動時間が平均150分/日ほど少ないと報告されました。
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厚生労働省 メタボリック症候群が気になる方のための健康情報サイト

なかなか運動をする時間を作れない人や運動嫌いの人はこのNEAT(非運動性熱産生)を増やせばいいのです。
つまり日常生活でなるべく動くということです。

便利になるばかりの世の中で、さらに飽食の時代。
街中に溢れるエレベーターやエスカレーター、動く歩道、電動アシスト自転車。
家の中では全自動洗濯機、自動掃除機、食洗機で家事負担はどんどん減っています。
そしてハンバーガーやカップラーメン、スナック菓子などの高カロリー低栄養素のジャンクフードの氾濫。
現代社会は日常生活でどんどんエネルギー消費をしなくなる一方、手軽に取れるジャンクフードのおかげで簡単に肥満になってしまいます。

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よく少し早く起きてひと駅分歩いてみようなどのアドバイスがありますが、住んでいるいる地域によっては不可能に近くになります。
首都圏でもひと駅歩くなど限られた沿線だけです。
もっと有益なアドバイスとしてはエレベーター、エスカレーターを一切使わない。
歩いて行けるなら自転車を控える。自転車に乗るなら電動アシスト自転車でないものなど生活の中で動く機会を増やすことが大切です。
家では掃除機の他に少し床や壁の雑巾がけをしたり、買い物はカートを使わないなど工夫できます。
そしてそれを習慣化させれば身体活動量のNEATは上がります。

1日1万歩が健康に推奨されています。その理由は3万歩でおよそ300kcalの消費になるからです。
日本人の1日平均歩数は男性8,202歩、女性7,282歩とのことです。
1日300kcal消費で肥満などのさまざまな生活習慣病の発症を減少できるということがわかってきています。

運動で300kcalを消費するには、体重60kgの人だと5km走らなければなりません。
自転車だと単純計算で15kmです。

下記は厚生労働省が発表している身体活動量の目標値です。
(見えにく場合は画像をクリックしてください。拡大されます。)
スクリーンショット 0027
出典:厚生労働省

運動をしようと張り切るのもいいですが、まずは日常生活で体を多く動かすことを意識し習慣化しましょう。
その第一歩としてエスカレーター、エレベーターは封印してみてはいかがでしょうか。

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