芸能人の痩せない八百長ダイエットのキーワード、「インナーマッスル」、「体幹」、「◯◯だけダイエット」 結局インナーマッスルや体幹ってダイエットに関係あるの?

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なぜ人は痩せるのか

企画物ダイエットを成功させるために断食までする芸能人

年末年始で太った人も多いのではないでしょうか。
それにともなって露出が多くなる芸能人ダイエット。
芸能人のTVダイエットの成功は、テレビでは放送されない私生活で死に物狂いで行っている食事制限と運動のダイエットの努力の賜物なのです。
ウォーキングなどの有酸素運動と徹底した食事管理、そして期限までに痩せられそうにないと断食までしているという過酷なダイエットを裏で行っているというデヴィ夫人の暴露もありました。
デヴィ夫人はダイエット番組企画で最後は6日もの断食を行って番組企画のアボガドダイエットを成功させたそうです。
インナーマッスルやロングブレスダイエット、体幹トレーニング、○◯だけダイエットなどテレビで紹介されるダイエットは目新しく話題性があるものばかりです。

そのような神出鬼没のダイエットではなぜ痩せないのでしょうか。
本当に効果があるのなら、目新しいダイエットなど次から次へとは出てこないはずです。

それらのダイエットにいつも使われるフレーズはいつも似通っています。
そのフレーズの本当の意味を理解していれば、フィットネス業界が人々をカモにする手法に黙れずにすむかもしれません。

そもそもインナーマッスル、体幹とは

ファッショナブルなダイエットで使われがちな「インナーマッスル」や「体幹」とは一体何かを指すのでしょうか。
筋肉は英語でマッスル「muscle」、ラテン語の小さなネズミ「musculus」という意味が由来です。
筋肉の収縮運動がまるで小さいネズミが動いているように見えたためと言われています。

筋肉には骨格筋と内臓筋があり、骨格筋をインナーマッスルとアウターマッスルに分ける場合があります。
体幹とは手足と頭を除いた部分を指します。
主な体幹筋は以下のとおりです。

前体幹筋
胸:大胸筋
腹:腹直筋、腹斜筋、腹横筋

◯後体幹筋
背中:広背筋、脊柱起立筋、僧帽筋

体幹を鍛えるにはBIG3と呼ばれる王道の筋力トレが効果的です。
胸を鍛えるベンチプレス、背中を鍛えるデッドリフト、臀部と大腿を鍛えるスクワットの三種目から構成され、初心者からベテランまで欠かすことのできない種目であり、トップアスリートにも当然欠かせない筋トレとなっています。
BIG3をないがしろにしてアームカールや腹筋など小さい筋肉群ばかりを鍛えても体全体のビルドアップにはまったくもって非効率です。

インナーマッスルは日本語で深層筋と呼び、対義語はアウターマッスル、日本語で表層筋となります。
アウターマッスルはその名の通り、表層部分の大きな筋肉からで構成され大胸筋や広背筋、脊柱起立筋、大殿筋など大きな筋肉で主に速筋線維で構成されておりダイナミックに大きな力を瞬時に発揮する役割があります。
手で触ってれる部分をアウターマッスルと括る場合もあります。

インナーマッスルは体の奥深くにある深層筋で主に遅筋線維で構成されており、アウターマッスルのように意識して動かすのではなく関節や姿勢を安定させる役割を担っており、手ではさわれない部分をインナーマッスルと呼ぶこともあります。
インナーマッスルは主に体幹と股関節をつなぐ場所と肩関節付近にあり股関節から体幹部分にかけては腹横筋や腸腰筋(ちょうようきん)、小殿筋(しょうでんきん)があり、肩関節にはローテーターカフという回旋筋腱板(かいせんきんけんばん)があり、以下の4つの筋肉群で構成されています。

・肩甲下筋(けんこうかきん)
・棘上筋(きょくじょうきん)
・棘下筋(きょくかきん)
・小円筋(しょうえんきん)

背中の脊柱起立筋群は以下3つから構成されています。

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・外側の筋群を腸肋筋
・中間内側の筋群を最長筋
・最内側の筋群を棘筋

画像:WOMENJAPAN.COM

「グローバル筋」と「ローカル筋」

インナーマッスルとアウターマッスルの明確な区別をする医学的な定義はありません。
わかりやすく認識するために作られた造語です。
医学的には「グローバル筋」と「ローカル筋」という区別があります。

・ローカル筋(コアマッスル)とは、脊椎を直接支えて作用しているもの:腹横筋、多裂筋、大腰筋
・グローバル筋とは、脊椎には直接作用せず、体幹部を囲むように張り巡らされているもの:腹直筋、腹斜筋、脊柱起立筋

スクリーンショット

インナーマッスルはいくら鍛えてもほとんど大きくはなりません。
大きくならないということは筋量が増えにくくダイエット効果は期待できません。
これは流行りの体幹トレも同じことです。

痩せるということは、食事管理をし過剰な糖質・脂質摂取を控え、有酸素運動でエネルギー消費脂肪燃焼をし、筋トレで筋量を増やすことがダイエットです。
インナーマッスルや体幹トレ、長い呼吸法などでは決して痩せることはできません。

まとめ ダイエットの決定版は今も昔も変わらない

除脂肪メソッド―リバウンド知らずの“脂肪撃退”マニュアル
除脂肪メソッド―リバウンド知らずの“脂肪撃退”マニュアル

脂肪がいかにつきどのように落ちるのか。
結局は王道のダイエット方法がもっとも効果的で最短の方法だということを知ることこそがダイエットの第一歩です。
シンプルだからこその苦もあります。
その苦に漬け込んで、フィットネス業界はさまざまダイエット器具、ダイエットサプリ、ダイエット企画を作り上げ、そのたびに痩せない人々がお金をつぎ込んでいくのです。
そして数日から数週間で飽き、また新たなセンセーショナルなダイエット方法に見境なく飛びついていくのです。

週に2、3回体を鍛え、少し有酸素運動し、食事を少し減らせば痩せる。
たったこれだけのことなのです。

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