【やっぱり体育会系ってクソ?】マツコ「野球部十中八九クソ」発言、一方人事が欲しがる人気の体育会系

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体育会系はやっぱりクソか?

理不尽に勝つ
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体育会系とは?

体育会系にどんなイメージをお持ちですか。
体育会系の反対は文化系もよく使われます。

不条理、理不尽に耐えられる体育会系は企業の人事部が欲しがる人材として今も昔も人気があります。
ところが先日マツコ・デラックスがテレビで、「野球部は十中八九、クソ野郎」と発言し物議を醸しだしています。
なぜ人事部はラグビー出身者を好むのか マツコは「野球部は十中八九、クソ野郎」

記事中では、体育会系が好まれる理由は、 協調性 、チームワーク力、論理的思考、コミュニケーション力、チャレンジ精神、リーダーシップの6つがあるからと述べています。
実際にこの6つを揃え持ったスーパー体育会系の人間は極稀で、カリスマキャプテンレベルの人材です。

また記事には人事部が採用したい部活動ランキングが載っています。

雑誌『プレジデント』(2017年5.1号)では、企業の採用責任者の「好印象の競技・部活」を調査している(大手企業15社*)。そのランキングによれば、トップはラグビー部。次いで、野球部、アメフト部、サッカー部、バスケットボール部と続いている。

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一般に体育会系のイメージとは、学生時代に運動部に入っており、先輩後輩の上下関係が厳しく、「〜っす」と語尾に付け、脳ミソ筋肉で、単純でノリがいいといったイメージでしょうか。

Wikipediaでは体育会系を以下のように説明しています。

体育会系とは、大学などの課外活動の分類の一つ。転じて、それらに属する人々やその性格・気質の総称。反対語は文化系。 精神論や根性論、上下関係、体力の重視を特徴とする。日本では大学運動部(いわゆる「体育会」に属する)やスポーツ選手養成組織で育まれることが多いことから「体育会系」と呼ばれるが、素地は少年野球などの学童向けスポーツや中学校・高等学校の段階で既に養われている。そうした風潮は欧米社会でもみられ、日本特有のものではない。 日本の部活動やスポーツ界は、年齢主義的で年功序列・上意下達型の縦社会を形成する場合が多い。例えば大学の運動部を表わす表現に「4年神様、3年貴族、2年平民、1年奴隷」というものや、相撲界を表わす表現に「無理偏に拳骨と書いて兄弟子と読ませる」などといったものがある。 「(中略)」 かつては厳しい上下関係、飲酒の強要などが多くあったが、近年の学生の気質や価値観の変化などもあり、部員の確保に困難なことなどから「未成年者に酒を飲ませない」「授業を優先させ、アルバイトを許可制にする」など厳しさを保ちつつ、時代の変化に応じた改革を行う応援団が相次いでいる。またパワーハラスメントなどの認識が社会に広まったことで、先輩部員による度が過ぎた厳しい指導などは「鍛錬の名を借りたイジメ」と取られ、見直されるようにもなっている。 私企業だけでなく、警察官や自衛官、消防吏員や海上保安官や刑務官などの公務員(公安職)も体育会系的な上意下達社会と言われる。
引用:Wikipedia 体育会系

運動部に入っていることだけでなく、精神論や根性論、上下関係、体力の重視などの性格や気質の総称でも使わる「体育会系」。
運動部に入っていなくても、日本の序列社会・タテ社会の中で育っただけでもすでに大なり小なり体育会系気質を日本人は持っているのかもしれません。

またWikipediaでは、体育会系と就職についても言及しています。

体育会系と就職 学生生活における体育会系的な文化は日本の企業社会においても顕著である。日本の企業もやはり年功序列を基礎としているため、体育会系的な価値観の者は「礼儀正しい」、「強い精神力がある」、「目上の者を立てる」などの好印象を持たれることが多く、古くから企業の構成員として好まれ、採用されてきた。 ただし、組織に守られながら学生生活を送る体育会系学生の中には精神的に弱い者も多いという評価もあり、近年は“体育会系である”という要素がプラスに働く傾向が70年代~80年代に比べて弱まってきているという見方がある一方、まだまだ体育会系学生は企業から根強い人気があり、体育会限定の合同企業説明会も開催されている。
引用:Wikipedia 体育会系

年功序列の日本社会では、年下というだけで服従させやすい体育会系気質の人間が好まれるのも、多くの人は納得するのではないでしょうか。
さらに、そんな体育会系気質をWikipediaは以下のように列挙しています。

・皆で苦労や達成感を共有することを好む ・覇気や活気がないことをに苛立ちを感じ、ノリや勢いで進める。 ・「世の中は気合がすべてだ」と根性論を好む[。 ・社会人の場合、残業を仕事熱心な証拠だと思い込む。 ・声が大きく、「がんばれ」が口癖。 ・飲みニケーションが上手く、かつ飲み会で後輩に酒を強要する。 ・上下関係、挨拶、礼儀に厳しい。 ・目上の人物に対し、断定助動詞「です(ます)」を「っス」と発声。
引用:Wikipedia 体育会系

他にも体育会系気質は、自分が苦労したことは時代や技術、価値観が変わっても同じ苦労を味わわせようとします。
自分の時代はこうだった、もっと過酷だった、朝から晩までずっと練習した、愛情を持っていればある程度の鉄拳制裁も当然だ、と。
強くなる、上手くなるのがアスリートにとって最優先であるにも関わらず、まず根性論ありきで、長時間練習や理不尽の許容を強いて、それらを受け入れないと「甘え」と捉える風潮があります。

体育会系が色濃い組織にも多くの問題があります。
年長者に従順で理不尽にも耐えるという気質が強い体育会系社会では、上司や先輩からのパワハラや理不尽な要求に耐え、例え不正が蔓延っていても上の人間の顔に泥を塗る訳にはいかないと飲み込んでしまう傾向があります。

大手企業で、長らく終身雇用制を取っていた会社はそういった体育会系が根付いています。
昨今不祥事に揺れる東芝や神戸製鋼などは、全ての原因が体育会系気質というわけではありませんが、少なからず体育会系気質が問題の根を深めたに違いありません。

電通での新入社員の自殺問題でもやはり「体育会系」というワードが取り上げられていました。

色濃い「体育会系風土」  ―電通の企業体質では「体育会系」ということが指摘されてきました。  「先輩の命令は絶対という『体育会系風土』が色濃いのは事実です。実際、有名大学の体育会で活躍した人材を多く採用し、現場に入れてもいます。もともと電通には残業規制を含めた会社からの細かい管理を現場が嫌う『ユルユル体質』。黒子役が求められるあまり外部からのチェックが働きにくい『履き違えた自由体質』。二つの特殊性がありました。これらに『現場優先体質』『経営管理の不在』『体育会系風土』を加えうると、事件の背景が透けて見えてきます。それぞれの組織の結束は強固なものになりますが、各職場はタコツボ化し、いじめが生じやすくなるのです」  ―そうした環境に慣れていない、新人の扱いはどうだったのでしょうか。  「独特の強いプレッシャーを受けていました。新人が朝早く出社して上司や先輩のデスクを拭く。今はないと聞きますが、ある時期までは多くの部署で行っていました。また、私が新人時代にいた部署では、宴会の余興は新人の裸踊りと決まっていました。私は、反発して一切やりませんでしたよ。さすがにこの宴会芸の強要はなくなったと在職中に聞きましたが……。もともと体育会系の気質に慣れていないと、きついと感じる風土はあると思います」
引用:電通過労死「ネット広告 法令違反は必然」元役員 実名で”最後の独白”

「古き良き体育会系」は幻想です。
しかし体育会系での文化が全部おかしいというわけでもありません。

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勝つために、成績をあげるために、他者との戦いの前に己との闘いを制しないといけません。
つまり自己規律です。
この自己規律ができていないと、チームワークもリーダーシップも良好なコミュニケーションも成立しません。
自分を律し、ひとえに目標に向かう力こそが体育会系の魅力です。
もちろん非体育会系でもその力を持っている人は多くいますが、人間の資本は肉体です。
資本力の強さは最大の強みです。

体育会系から「理不尽」を除去せよ

体育会系万能主義や体育会系体質バンザイ主義は、今の時代には全く即しません。
「理不尽」に耐えることが美徳という時代は終わりました。
「自己規律としての耐える力」と「理不尽に耐える力」とは似て非なるものです。

武井壮がtwitterで以下の発言をし、多くの共感を集めました。

まさにその通りです。
年下、新人、新入生、新入社員は奴隷でも雑用でもありません。
そしてその新人たちが、先輩たちより能力が劣っているとは限りません。
雑用が新人たちの登竜門なのではなく、先輩たちが率先して下働きもし、仕事でも学業でも社業でも取り組んでいれば、それこそ新人たちには大きな刺激と成長になります。

それを実践しているのがラグビー界では大学選手権を前代未聞の8連覇している帝京大学ラグビー部です。
雑用の一切は上級生がやります。
チームが乱れたときは、たとえそれが競技パフォーマンスであったとしても、部室の清掃から仕切り直しリセットします。
余計なプレッシャーを与えることなく新入生を伸び伸びプレーさせ、生活させることで彼のパフォーマンスは上がり、また先輩たちの姿勢をみて人間力も育つというわけです。

帝京大学ラグビー部の岩出雅之監督が書いた「負けない作法」。
負けない作法
負けない作法

著書で岩出監督が説く超基本の作法として以下を挙げています。

環境を整える 身体のコンディションを整える マインドのコンディションを整える 振り返りをすぐに行う、何度も行う 丁寧に日常生活を送る
参照:「ダメリーダーは部下に優劣をつける」全国6連覇中のラグビー部監督が語るリーダー論

体育会系だから素晴らしい人間ということは一切なく、集団のなかで、先輩後輩がいるなかで、競技と向き合っているなかで、自分自身と向き合うなかで、どう成長したかが重要で、ただその世界にいたからといって、何かがどうなるわけではありません。

まとめ

間違ってはいけないのは、体育会系が素晴らしいのではなく、切磋琢磨し、自己規律を磨き上げた人間が素晴らしいのであってそれは決して体育会系でなくてもいいのです。
それでもなお体育会系は一定の市場価値があるのは事実です。
だからこそ下記のような体育会系をターゲットにした就活市場もあるのです。

体育会系どうのよりも、自己を律する力を身につけるための一つの手段である「スポーツ」を、より良いもにしていくためにも、一人ひとり運動好きの人間たちの行動が大切になってきます。

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参照:人事部好む体育会学生の クソと買い | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
参照:なぜ人事部はラグビー出身者を好むのか マツコは「野球部は十中八九、クソ野郎」”|SankeiBiz

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