何をしても痩せない!と嘆く人の5つの共通点

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痩せない人の共通点
加速する肥満 なぜ太ってはダメなのか
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痩せない人はいない

人はなぜ太るのか―肥満を科学する (岩波新書)
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一生懸命運動しているのに痩せない。
食事減らしているのにしているのに痩せない。
なにをしても全く痩せない。

このように嘆いている人、少なくありません。
しかし本当に何をしても痩せないとしたら、その人は不死身です。人間の能力を超越しています。
食糧難になっても、どこかで遭難しても、痩せないということは飢餓で命を落とすことがないということなので、まさに不死身です。

でもそんな人がいるわけがありません。いれば世界を圧巻させる一大ニュースです。

ではなぜ痩せないという人がいるのでしょうか。
そのような人たちにはいくつかの共通点があります。
痩せないと嘆くまえに、自分がその共通点に当てはまっていないか確認してみましょう。
原因さえわかればあとはそこを改善していくだけです。

食事をないがしろにしている

運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割[決定版] (impress QuickBooks)
運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割 [決定版]

ダイエットの基本は一にも二にも食事です。正確に言えばカロリー摂取です。決して運動ではありません。

あんぱん1個およそ280kcalです。
体重70kgの人が4km、体重50kgの人は5.6km走るエネルギーです。
ゆっくり走れば30〜40分の運動です。

飴玉1個はおよそ15kcalあります。1日6個食べれば90kcal。体重60kgの人が1.5km走るエネルギーです。
一週間毎日6個ずつ計42個食べれば630kcal、体重60kgの人が10.5km走るエネルギーです。
一ヶ月では180個2700kcal、体重60kgの人がフルマラソンより長い45kmも走るエネルギーになるのです。
しかもこのエネルギーは食事以外からの余剰分のエネルギー摂取です。
ジョギング初心者が一月かけても45kmは走れないでしょう。ましてダイエットで悩んでいる人ならば尚更です。

100%オレンジジュース、コップ1杯200g約80kcal
ショートケーキ1個350kcal
みかん1個45kcal
コカコーラ500mlペットボトル1本225kcal

どうでしょうか。もし日頃のカロリー摂取に無頓着だったら知らず知らずのうちに膨大な余分なカロリーを摂取しているかもしれません。
無意識のうちにものすごいカロリー摂取をしているかもしれません。

詳しい食事管理方法次の記事を参照下さい。
【Fを決めろ!Pは多くCは制限】正しいダイエットは体重を減らすことではなく除脂肪だ

運動さえしていれば痩せると思っている

上記と関連していますが、いくら運動をしてもカロリーコントロールをしていないと痩せるのは難しくなります。
体重60kgの人が42.195kmのフルマラソンを完走しても2500kcal程度です。
脂肪1kgは7200kcalもあります。

「筋トレで筋肉をつけ基礎代謝をあげてダイエット」というフレーズもよく耳にしますが、筋肉1kgつけて約13kcal基礎代謝がアップすると言われています。
筋肉1kg付けるのは至難の技です。
男性が本格的な筋トレを数ヶ月みっちり鍛錬してつくかつかないかです。筋肉がつきにくい女性ならさらに大変です。
またあまり言われませんが、脂肪も増やせば基礎代謝は上がります。脂肪1kgで5kcalと言われています。
つまり脂肪が減れば基礎代謝も減っていくということです。

筋肉1kgつけるより、脂肪1kg減らすほうが多くの人にとって簡単でしょう。
そして痩せていれば基礎代謝は少ないのです。
つまり筋トレで基礎代謝アップしてダイエットしようというのには矛盾を含んでいるのです。
とはいっても、筋トレがダイエットに果たす役割は依然としてとても重要なのは変わりません。

運動や筋トレをすることも非常に重要ですが、それをやっているからと言って食事管理を蔑ろにしていれば痩せることは難しくなるのです。
今日はたくさん運動したから、多少多めに食べても大丈夫なんて思っていると、運動分の消費カロリーなど一瞬にしてパーになってしまいます。

たくさん食べても運動で取り戻せるなんて思ったら大間違いです。
運動さえしていれば痩せると思った、痩せることはありません。

運動はきついものだと思っている

運動はきついから嫌いと感じている人は少なくありません。
では運動とは何を指しているのでしょうか。

日本では義務教育期間の体育の授業で運動を嫌いになってしまう人が多々いる悲しい現実があります。
日本の体育の授業は身体を動かす楽しさを教えるより、競技のルールを教えたり、体力増強のためにマラソンをさせたり、規律・統制を訓練させる組体操をさせたりと、とても子供たちが身体を動かすことが好きになるようには思えない授業をしています。

運動神経がいい子は楽しいでしょうが、そうではない子やあまり運動が好きではない子が体育の授業を通して運動好きになることはないでしょう。
ドッジボールでもバスケットボールでも、バレーボールでも上手い人が活躍し、下手な子は楽しめません。

その上、寒い日の走らされるのですから、運動を好きになる人はいないでしょう。
日本人の多くの運動嫌いは、義務教育の体育で育まれていると想像に難くないでしょう。

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しかし運動は本来楽しいものなのです。それは誰にとってもです。
運動神経が良いとか悪いは関係ありません。

また運動とは何も競い合うだけのものではありません、
ウォーキングも立派な運動です。
新緑や花、鳥を観察しながら散歩するのも運動の一つです。
ハイキングもそうです。

もちろんジョギングも岩や壁に登るクライミングも運動です。
室内で行うストレッチも運動の一環と位置づけてもいいでしょう。

運動は気分をリフレッシュさせてくれたり、ストレス解消、競争本能の刺激、交友関係の構築などさまざまな効能があります。
運動とは本来楽しいものなのです。

ハードルを自ら高くしている

とりあえずやってみる。そして続けてみる。この心がけがトレーニングには大切です。
情報が溢れている昨今、なにが正しくて正しくないのか初心者には判別しがたいものも多くあるかもしれません。
一体何から初めて良いかわからない、疑心暗鬼のなかトレーニングをしたり止めたり、また踏み切れないという人もいるでしょう。

フリーウェイトがいいとか、マシンは可動域が固定されるからダメとか、自重では筋肥大しないとか、有酸素運動は筋肉を減らすとか、筋トレと有酸素運動を同じ日にやってはいけないとか、いやむしろ筋トレのあとに有酸素運動をすると脂肪燃焼が促進されるとか、プロテインは必要だとか、プロテインに頼る前に食事を正しくせよとか、毎日筋トレしていい、いや超回復を意識して1〜2日くらい休みを入れろとか。

身体のことはまだまだ未知数です。
筋肉痛の原因さえはっきりと特定されていません。疲労の原因もです。
乳酸は疲労の原因ではないことは近年わかってきています。
運動前は静的ストレッチは逆効果だ、運動後のストレッチは疲労回復に効果がないなど最近になって言われ始めてきたものもあります。
つい数年前までは水を飲んだらいけないとまで言われていたくらいです。

これからもどんどん新説がでて、またいままで当然行われてきたことが実は良くなかったということもわかってくるでしょう。
つまりベストな方法など時代とともにどんどん変わってくるのです。

まずはそれなりの王道をある程度正しく、そして継続すれば良いのです。
ある程度正しくやれば怪我をする危険性はスポーツをするより圧倒的に低いです。
サッカー、フットサル、バスケなど人と接触することがあるスポーツの方が怪我のリスクは圧倒的に高いのです。

とにかく王道をやってみることが重要です。何にも惑わされる必要はありません。
それは無駄だよとか、もっと効率のいい方法がとか、さまざまな情報が目に入ってくるかもしれませんが、数年後には全くそんなことはなかったなんてこともあるかもしれません。

まずは自宅で自重のスクワット、腕立て伏せの筋トレ、そして30分程度の有酸素運動を1日おきに1ヶ月継続してみましょう。
自宅での筋トレは次の記事を参照下さい。
ガツガツの筋トレに抵抗ある初心者必見 家でも確実に効果出せるスロー&クイックトレーニング

プロテインがなくてもヨーグルトやチーズ、卵など意識して多く食べるようにすれば問題ありません。
脂肪燃焼だの疲労回復だのサプリメントに頼る必要はありません。1ミリも妥協しなようなトレーニングを積んでいるのなら話は別ですが。

まずはシンプルで十分です。
1ヶ月、とにかく身体を継続して動かし続けましょう。
それだけで身体が変わり始めます。

「結局は意思の問題」を避けている

マスクつけるだけダイエット
マスクつけるだけダイエット

「簡単○◯ダイエット」、「これだけで痩せる」、「楽々○◯」などメディアで紹介される流行りのダイエット方法にすぐ飛びつく人は実に多くいます。
トマトがいい、リンゴやバナナがダイエットにいい、離乳食で痩せるとテレビで謳えば、翌日お店の商品は売り切れてしまいます。

きっとそのような人たちはロングブレスダイエットなどもやったことがのあるでしょう。
一時期かかとを浮かすスリッパが大流行しました。効果はどうだったのでしょうか。
ダイエット効果があったのなら廃れるはずはありません。
廃れたということは効果がその程度だったということです。
そしてそのスリッパを大々的に紹介したメディアはどうしているでしょうか。
また新たなものを紹介して終わりです。

「簡単」、「たったこれだけで」「楽々」。
このフレーズがつくだけで思考停止、もしくは思考しても知識がなく飛びついてしまう。
そして効果なく、次の流行に飛びつく。その無限ループです。

まず理解すべきは人は簡単に痩せないということです。
人が簡単に痩せてしまっては生命維持に重大な欠陥となってしまいます。
飢餓状態が長かった生物が長い歳月をかけエネルギーを脂肪として溜め込むという生命維持プログラムを獲得したのです。
だからお腹が減ってもすぐに死にません。何日か絶食しても水だけでしばらく生き延びられます。
この生命維持プログラムを簡単に解除できてしまうものがあればそれはもはや「毒」です。
飲むだけで、食べるだけで痩せてしまえばそれは「毒」なのです。
人に与え続けていれば、どんどん痩せていくならばそれだけで殺せてしまう可能性があるということです。

簡単に痩せるグッズ、方法がもしあったのなら、それは永遠のヒット商品で世間を圧巻し続けているはずです。
医療現場も医療費増大などで財源が厳しい社会保障で頭を悩ませている各国の政府も大喜びでしょう・
肥満は人類にとって実に大きな問題なのだから、簡単にたったそれだけで痩せられるのならノーベル賞ものです。

身体を動かすのが億劫なときもあります。
食べたいものを我慢しないといけない場面も多くあります。
継続するのには強い意思が必要なときがあります。

これらの事なくしてダイエットの成功はありえません。
次から次へと新しいダイエット手法を編み出し儲け続けるフィットネス業界の鴨ネギになるのはもうやめにしましょう。
ちなみにエステやマッサージでも痩せることは絶対にありません。
痩せますと謳っていたらそもそもが薬事法違反です。いっとき痩せて見えるには血流やむくみの問題です。
脂肪がどうこうなるはなしではありません。

ダイエットとはつまるところ欲望との戦い、意思の問題なのです。

まとめ

結局は、「痩せない人は、まず食べている」。
これ似つきます。
運動をしていないとか関係ありません。
人間は生きているだけで数千kcalも毎日消費しています。
食べばければ必ず痩せます。

しかしそれでは筋肉も落ち、運動量も落ち、不健康な生活に繋がります。
だから運動もしましょうという話なのです。

そしてこの道に、楽という文字はありません。
もしあるとすれば、運動やトレーニングが好きだったり、理想の肉体に近づくことが至福の喜びで食事制限など屁でもないという場合です。
しかし大部分の人はそうではありません。

ダイエットには戦う覚悟が必要なのです。
この覚悟なくして成功はありえまえん。

いざ戦え!

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