新しいことを始めるのに最適な酉年はクライミングで決まり 初心者必見すぐにやるべき登り上達方法 登攀力は人間力だ

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登攀力

無性に壁が登りたくなる!頭脳系スポーツ ボルダリング(入門) (カドカワ・ミニッツブック)
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登攀力は人間力だ

2020年に東京五輪に追加種目でクライミングが加わることが決定し、以前より遥かにマスコミに取り上げられる頻度も上がってきました。
登山や山岳スポーツの普及に務める1960年に設立された日本山岳協会も、「日本山岳・スポーツクライミング協会」と名称を改めました。

室内で行うクライミングは「ボルダリング」とも呼びます。
クライミングとは岩を登る総称で、ボルダリングとは命綱など一切道具を使わない岩登り指し、室内で行うものを「インドアボルダリング」と呼ぶこともあります。

オリンピック種目に追加される前からボルダリングは若者の間で人気になっていました。
なぜ、壁を登ることが人気になったのか。
その理由は単純明快です。

幼いころ、木や塀など登って、「危ない!」と親に怒られた経験は誰でもあったはず。
高いとこと、登れそうな所を見たら「登りたい!」と思うのが子供の本能です。
それは男女、運動神経の良し悪しは関係ありません。高い木や塀でなくてもちょっとした段差、ちょっとした切り株など子供はすぐに登りたがります。
ジャングルジムなどまさにその子供の本能を汲んだ遊具です。
年を重ねるごとに何かに「登る」機会は減ってしまいますが、人間の登りたい本能が消えるわけではありません。
クライミングは、すっかり衰えてしまった登る本能を見事に呼び覚ましてくれ、登ることの喜びを存分に掻き立ててくれます。

クライミングの魅力は力だけでは決して登ることができないところにあります。
筋肉隆々の力自慢で自信溢れる男性が、スレンダーな女性にスイスイ越されることが珍しくありません。
子供も身軽にどこまでも上り、老齢の方もいとも簡単に登っていく。その姿は美しくもあります。

老若男女、一人でもカップルでも、子供連れの家族でも楽しめるのがクライミングです。
誰が一番うまいかはやってみるまでわかりません。男性の力自慢、親父の威厳、年齢。全てチャラになってしまいます。

この力だけでは決して登れないところがクライミングの醍醐味なのです。
柔軟性や脚の運び方だけでなく、壁との対話、思考など頭脳も駆使しなければいけません。
自分の身体的特徴を理解し、速くリズムよく登るのか、ゆっくりじっくり登るのか。どういうルート選定するのか。粘れるか、諦めるか。
まさにクライミングとはその人の人間性が映し出されるのです。
つまりクライミングの力は、その人の人間力と互換性があるのです。だからこそ深く、面白いのです。

しかし誰でも上手に登りたいと思うのは当然のこと。
ここではいくつかの登るためのヒントを提示していきたいと思います。

2017年は酉年です。なにか新しいことを始めるのに最適だと言われています。
クライミングで生涯使える身体を目指しましょう。
インドア・ボルダリング練習帖 (RS Books)
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小さい頃に木に登ったり、壁を登ったり、塀を登ったり、誰でも経験があるはずです。

脚と柔軟性

クライミングは腕の力で登ると思っている初心者がほとんどです。
とくに男性は力ずくで登ろうとします。筋肉隆々だと余計にその傾向が強くなります。

しかし力で登ろうとすればするほど、握力が保ちません。
男性平均は48kg前後、女性平均は28kg前後です。
体重では男性67kg前後、女性は50kg前後です。

体重と握力の比率では男女差は殆どありません。
上腕二頭筋や広背筋がいくら強くても、肝心の握力が力尽きてしまえばもう一歩も手が出ないのがクライミングです。
つまり男性の持っている力での優位性はクライミングでは無力になってしまいます。

そして女性は男性より柔軟性が高く、さらに自身を非力と理解しているので力技で登ろうとはしません。
脚をゆっくり慎重に運び、握力に強い負荷をかけず、脚で身体を引き上げ登っていきます。
子供はさらに柔軟性が高く、体重も軽いためスイスイ登っていってしまいます。

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クライミングで重要なのは脚の運び方、置き方。そして身体の柔軟性です。
握力を鍛えるよりもよほど効率よく登ることができます。

握力を鍛え強くすることは至難の業で長い年月を要します。
まずは脚の使い方を意識しましょう。それだけでかなり楽に登れます。
そして日々柔軟性を磨きましょう。

握力ではなく保持力

ホールドを掴んで登るクライミングでは、握力が強いに越したことはありません。
しかし握力ほど付きにくい筋肉はあまりありません。

クライミングで大切なことはホールドを掴む際、握り込むのではなく指を引っ掛けるのがポイントです。この力を保持力と言います
握り込むと握力が一気に消耗してしまうので、指先を引っ掛け保持することで握力を無駄遣いせず登れます。

握り込まないといけないホールドもあるのでそのときのために握力はなるべく省エネです。
腕を曲げて壁にへばりつくような姿勢だと、腕の力も消耗し、ホールドも握り込んでしまうので、腕は伸ばし重心を下に置き腰を壁に近づけることがポイントです。
そうすれば体重を脚にかけられていることになります。

クライミング後はペットボトルの蓋も開けられないほど握力がなくなっているでしょう。
それが快感に変わっていく喜びを実感して下さい。

筋力もやっぱり重要

といってもやはり筋肉があったに越したことはありません。
クライミングは力ではないといいますが、グレード(レベル)が上がるに連れ、瞬発筋も持久筋も必要不可欠になります。
一見細身の女性クライマーでも、前腕筋、上腕二頭筋、広背筋、大殿筋、腓腹筋は一般人のそれより遥かに筋肥大しています。
肥大しているということは、そこの筋肉を相当使っているということです。

基本的には、登れば登っただけ強くりなり上手くなるので、お金と時間に余裕があれば登る機会を増やすことが筋力・技術を最短で獲得する方法になります。 
理想は週3回以上。このラインが上達の速度を大きく隔てるラインですが、多くの人はそこまで頻繁にできないでしょう。
そういった環境にない場合は、筋トレで補完することが上達への道です。

懸垂とダンベルローイング、アームカール、そしてスクワットをやれば先程挙げた筋肉はほぼ鍛えることができます。
懸垂の手は、順手、逆手、向い合せ、ワイドグリップ、ナローグリップなどさまざまパターンでやってみましょう。
また棒を掴む際、握り込んで握力鍛錬のときと指先をかけて保持力を鍛える両方を取り入れましょう。

懸垂で自体重を引き上げられない人は、台の上に乗ってぶら下がり身体をゆっくり下ろすのでも鍛えることが出います。
ぶら下がっているだけでも握力や保持力は鍛えられますが、握力はすぐに尽きてしまいます。
いつでもどこでも握力を鍛えられるようにグッズを持っているといいでしょう。
Salerno(サレルノ) ハンドエクササイズリング リング型ハンドグリップ (硬さ3種:ソフト・ミディアム・ハード) 握力トレーニング リハビリ
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まとめ

クライミング上達のもっとも良い方法はとにかく登り、ホールドと壁とたくさん対話することです。
闇雲に登ることもときには大事ですが、そればかりでは能がありません。必ず行き詰まります。勢いだけで登れるグレードは中級者手前くらいです。

クライミングとは自らの身一つで、全身をくまなく駆使し、また脳みそもフルに使いホールドと対話し活路を見出しながら障壁を登っていくものです。
諦めない力、粘り、ときには登らず壁を見上げ思考する。
それはまさに人間力が試されていると言っても過言ではありません。

小さい時から楽しめ、また一生涯打ち込めるスポーツ、クライミング。
人間の登りたいという本能をくすぐり、一つ先のホールドを掴めた時、グレード(級)をクリアしたときの達成感は格別です。
身体を動かしながら筋力、柔軟性を高められ、さらに人間の根源的な欲求を満たしてくれるクライミングは、人生のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を大きく高めてくれます。

何か趣味がほしい、身体を動かしたいけど走るの嫌い、筋トレはちょっとと言う人にはクライミングは最高です。
クライミングを通して肉体改造への一歩を踏み出せるかもしれません。

都内にもこれだけのクライミングジムがあります。
東京、初心者のためのボルダリング施設21選
初心者でも、一人でも全く問題ありません。話し相手は壁なのですから。

新しいことを始めるのに最適と言われる酉年。
クライミングへ挑戦の年にしてみてはどうでしょうか。

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