【TEPPENベンチプレス勝負】本当に体重比で勝負になる?を真剣に(適当に)検証してみた

LINEで送る
Pocket

[nopc] [/nopc]

2020年9月26日、フジテレビで「 芸能界特技王決定戦 TEPPEN」が放映されました。

その中で、自分の体重と同じ重さのベンチプレスを何回挙げられるかという対決がありました。

ベンチプレス 基礎から実践―ベンチプレスが誰よりも強くなる〈vol.1〉 (ベンチプレスが誰よりも強くなる! vol. 1)

優勝は、体重57kgの武田真治氏の57kgのベンチプレス49回でした。

2位はボディビルダーの横川尚隆氏の72kg32回。
3位はミルクボーイの駒場孝氏の72kg18回、
4位厚切りジェイソン氏の84kg14回、
5位元with Bの現アメフト選手のコージ・トクダ氏の100kg12回でした。

回数だけ見ると武田真治氏が優勝ですが、コージ氏の100kg12回は驚異的です。
計算上ではMAXは144kgとなります。

体重と力強さはある程度相関しますが、それでは体重150kgある白鵬関がベンチプレスで150kgを数十回できると思いません。

ではこのベンチプレス勝負は何を競っているのでしょうか。
確かにベンチプレスを自分の体重と同じ重さを上げるのはトレーニングをしていない一般人ではハードです。
男性のベンチプレスの平均は40kgほどと言われているの、成人男性の平均体重は60kg前後なので、1回自体重のベンチプレスを上げるだけでも困難です。
つまり筋力がないのです。

ではこのベンチプレス勝負は「筋力」を勝負しているのでしょうか。
それは違います。
普段トレーニングをしている人では成人男性の平均体重を大幅に外れていない限り、自体重は10回ほど挙げられるのは全く珍しくありません。
そして一般的なトレーニングでは10回挙がったならば、重りを増やしまた10回できるようにトレーニングしていきます。

[nopc] [/nopc]

つまり15回も20回も回数を増やすトレーニングはしないのです。
その理由は通常筋トレで重要なのは筋肉を大きくすることで、そのための目安の回数が10回前後なのです。
それ以上の回数で行うと筋肉を増やすことよりも持久能力を高めることになります。

またボディビルダーやアスリートなどのトレーニングしている人は、当然ベンチプレスだけでなく背中や脚など胸より筋肉が大きい部位を鍛えるので、体重は重くなります。

そうなると回数を競うベンチプレス勝負で圧倒的に不利になってしまいます。
単純な力比べをしたいなら体重関係なしに、もしくは体重別にMAXが何kgか競いあうのが妥当でしょう。
パワーを競いたいなら、昔某番組であった樽投げもいいかもしれません。

どの道そういった対決をすると、主役にしたい武田真治氏が活きないので、やはり武田真治氏が有利な(トレーニーにとって一般的に)軽い重量で高回数を競う種目がいいのでしょう。

これは陸上100m走スプリンターたちを10000m走で競わせてボコる競技なのです。
体重が軽く力が強い人が有利なので、筋トレをしっかりやるレスリングや柔道などの軽い階級の人なら勝ち目は十分あるはずです。

個人的にはコージ氏が体重100kgもあり、少しふっくらして、100kgを12回も挙げたことが一番の驚きでした。
きっと増量期で今一気に体作りをしているのでしょう。

ベンチプレス フォームと補助種目―ベンチプレスが誰よりも強くなる〈vol.2〉 (ベンチプレスが誰よりも強くなる! vol. 2)

[nopc] [/nopc]
LINEで送る
Pocket